08/07/19 01:27:09
「その場が、自分にとって厳しければ厳しいほど一時的に敗れることはあっても“剛直”をつらぬき通しておけば、
次のチャレンジの場にはそれは活きて来るものだ。」
これは彼が6年の転校先でいじめの番長を投げ飛ばした時に感じた教訓であろう。
体が病弱で1年遅れ、それに耐えたからこそ、いじめられ続けてきた人生から抜け出す事ができたのである。
その後の人生はまさに自分の心に忠実に生きている。しかし、この経験があったからこそ、
次のステップである中古会社のセールスで好成績を上げ、
顧客の裏切りで転職する事になったが、これらがあったからこそ関西支社長に昇進する事ができ、
長者番付に乗る事ができたのであろう。
彼はただ剛長な、曲がった人間ではない。
それは、
彼が今、理事長をしているのが、
自分が卒業した大学でもなく、
自分が転校してきた、転々としてきた、思い入れの少ない学校でもなく、
彼が初めていじめられた、初めて苦痛を感じた。最も嫌な思い出があるはずの、
彼の最初の転校先の男子校、「湘南工科小学校」の関連大学、
「湘南工科大学」である事から分かるだろう。