08/09/21 07:10:29
>>583
n (≧4)がフィボナッチ数なら後手必勝、それ以外は先手必勝と言えそうです。
自然数nについて、次のような「フィボナッチ数展開」とでも言うものを
考える。(世に知られているものがあるかどうかは知らないので、仮に。)
f(1)=1, f(2)=2, f(j)=f(j-1)+f(j-2) (j≧3)とする。
任意の自然数nは、有限個数のフィボナッチ数の和として、
次のような形に1通りに表される。(証明は略)
n=f(p_1)+f(p_2)+…+f(p_k)
ただし、p_j(j=1,…,k)は自然数で、
2≦j≦kにおいてp_j≦p_{j-1}-2を満たす。
(つまり、{p_j}は単調減少で、なおかつ、隣り合う数字の差は2以上)
必勝法
・nがフィボナッチ数以外で、先手の時
常に、残り個数のフィボナッチ数展開の最小項の個数だけ取ればよい。
(そうすると、相手はフィボナッチ数展開の最小項は取れず、
次の自分の番では必ずまたフィボナッチ数展開の最小項が取れる。)
・nがフィボナッチ数で、後手の時
1手目で相手が1/3以上取った時、残りを全部取ればよい。
それ以外の場合は、上記と同様。