07/01/21 10:24:45
>>172
それで合ってますね。Veblen関数については、以下のような見方もできます。
Veblen関数の定義は、φ_(α+1)(β)=「φ_α(γ)=γとなるβ番目の数」ということですが、
これは、「ある順序数γより小さい数に+,φ_0,φ_1,…,φ_αを何回適用してもやはりγより小さい」
という条件を満たすγのうちβ番目のものと見ることができます。
「 」の条件は、「γより小さい数は+,φ_0,φ_1,…,φ_αという演算について閉じている」
と言い換えることもできます。
もう少し具体的な例で考えてみると、φ_0(α)=ω^αより小さい数はいくら足し合わせても
φ_0(α)=ω^αより小さな数となります。
例えば、α=0のときはω^0=1より小さい数は0しか存在せず、
0をいくら足し合わせても1よりは小さいことから、
1が「その数より小さい数は+について閉じている」ような0番目の(最初の)数ということになります。
α=1のときは、ω^1=ωより小さい数(つまり自然数)をいくら足し合わせても
ωよりは小さいということになります。これを逆に考えると、自然数をいくら足し合わせても
到達できないような最小の数をφ_0(1)=ωとして定義していることになります。
この考え方でα=2としてみると、φ_0(2)は2番目の数であるため
1番目の数であるωよりは大きな数となります。なので、自然数やωをいくら足し合わせても
到達できないような最小の数を考えると、それはω*nの収束先であるω^2ということになります。
φ_1(0)=ε_0で考えると、ε_0より小さい数に+やφ_0を何回適用しても
ε_0より小さいということになります。逆に考えれば、0に+やφ_0を何回適用しても
到達できないような数のうち、最小のものをφ_1(0)=ε_0と定義していることになります。
φ_1(1)=ε_1は、ε_0以下の数(ε_0も含む)に+やφ_0を何回適用しても到達できない
最小の数ということになります。
このように、+だけでは到達できない数をφ_0で定義し、+とφ_0だけでは到達できない数をφ_1で定義し、
+とφ_0とφ_1だけでは到達できない数をφ_2で定義し、…とやっていって、
最終的にはVeblen関数を何回使っても到達できない最小の数をΓ_0と定義していることになります。