10/04/25 04:08:03
>>812
高木は、ドイツ留学でこの予想「クロネッカーの青春の夢」の部分的な解決に成功しました。
このとき、高木は、アーベル拡大体に制限をつけた「類体」を考えだしたのです。そしてドイツの数学者たちは、さらにこの類体の先にある特別な類体を考えることでクロネッカーの青春の夢に迫ろうとしました。
帰国後、第1次世界大戦が始まり、西洋からの情報がいっさい日本に入らなくなると、高木は喜んだように、独力で思考を突き進めていきました。
高木がとった方向は、「類体」それ自体を徹底的に追求することでした。
そして、ついにアーベル拡大体は類体であることの証明に成功したのです。
1920年の類体論の論文「相対アーベル数体の一理論について」によりクロネッカーの青春の夢は完全に解決しました。
URLリンク(www.toyokeizai.net)