07/04/09 00:55:53
これからは研究者が常勤のポストにつける確率は非常に低くなる、というか既にそうなっている。
かなり実力ある人が相当努力しても、せいぜい非常勤のコマがいくつかもらえるだけで、収入が年に150万円程度という
状態で終わる可能性が非常に高い。
大学院まで行って、博士論文書いて、場合によっては留学もして、それで年収150万。
もちろん、運がよければ(実績なしでも)教授になれるが、それでもせいぜい年収1000万ちょっとだ。
(しかしその可能性はあまりにも低い。)すなわち、期待値的にはリスクがとてつもなく大きく、リターンは異常に小さい。
研究の楽しみは金に変えられないというが、実際は予備校や塾、場合によっては警備員やコンビニのアルバイトで忙しくないり、研究はできない。
(さらに、万が一専任のポストにつけた場合も、ほとんどの場合営業職のような大学の雑務に忙殺され、まともな研究は絶対にできない。)
つまり、経済的には極貧で、生きがいも見出せない生活を強いられる。端的に言えば日本社会から「氏ね」と宣告を受けるわけだ。
実際、この業界に進んで、食えずに自殺した人や過労で死んだ人を複数知っている。
絶対に研究者など目指すべきではない。