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“Topology” は、その創刊以来トポロジー関係のトップレベルの雑誌として、
数多くの重要な論文を出版してきたが、 2006 年末にその editor 達が全員辞任
するという事態になった。かつての “Topology” の出版社を含めた企業買収を
盛んに行い、学術雑誌の世界に損益の考えを持ち込んだ Elsevier という会社の
やり方への抗議である。
2007 年 1 月には、 “Topology” の旧 editor 達が中心となり London Mathematical
Society から “Journal of Topology” という雑誌が創刊された。 2008 年 1 月
に最初の刊が出版されるそうである。実質的に “Topology” に代わる雑誌と言えるだろう。
“Geometry and Topology” との棲み分けがどうなるか興味深い。
2007 年 8 月には、 K-theory の editor 達も辞めて、新たに “Journal of K-theory”
という雑誌を創刊した。また “Annales scientifiques de l’École Normale Supérieure”
も Elsevier の手を離れ、 2008 年 1 月からフランス数学会により出版されるようになる。
この商業出版に対抗する流れはしばらく続きそうである。