スレ立てるまでも無い質問【材料物性】part.3at MATERIAL
スレ立てるまでも無い質問【材料物性】part.3 - 暇つぶし2ch750:名も無きマテリアルさん
09/06/30 17:28:22
747です。
ありがとうございます。詳しく調べてみます。

751:名も無きマテリアルさん
09/07/04 19:50:10
樹脂についての質問です。

アセトン等のシンナーで容易に溶ける樹脂を探しています
又、100度以内の温度で可塑性を持つ状態、粘土状、(ゲル状が望ましい
で加工出来、その後研磨できる程度まで硬化する樹脂を探しています。

溶けるものといえばスチロール樹脂等があるかとは思うのですが
加工の点で上記を満たせないように思います。何か良い材料は無いでしょうか?
よろしくお願いします。

752:名も無きマテリアルさん
09/07/07 22:24:49
>>748
再び747です。
微量過ぎてXRDについての測定が行えませんでした。
そして、今現在一番悩んでいるのは、ちゃんと置換型固溶しているのかってことです。
もしかして、内部で、クラスターのように塊として存在しているだけという可能性を消したいのですが・・・
いい案がありましたら、アドバイスお願いします。

753:名も無きマテリアルさん
09/07/07 22:59:53
>>752
>>747もあげてるけど
TEMで観てSAD撮るのはどうでしょう?
nmまで観れるはずだから
クラスターになってるかは判断できるでしょう

754:名も無きマテリアルさん
09/07/08 00:22:00
sad, Sad , SAD

英語で「悲しい、残念な」という意味の形容詞
社会不安障害(social anxiety disorder)
季節性情動障害 (Seasonal Affective Disorder)

755:名も無きマテリアルさん
09/07/08 12:40:41
制限視野回折 SAD: selected-area diffraction
入射電子線を平行にして試料に照射し、点状の斑点からなる回折図形を得て、結晶構造の定性的な解析をする手法。
対物レンズの像面に制限視野絞りを入れることにより回折図形を得る試料の場所(直径 数100nm)を選ぶことができる。
この方法により、特定の場所の格子定数、格子型、結晶方位を知ることができる。



756:名も無きマテリアルさん
09/07/08 16:59:55
質問です。

圧縮引張の際、金属組織の流れ(流動?)の切断とは
材料学的にはどういう事なのでしょうか?


お願いします。

757:名も無きマテリアルさん
09/07/08 20:11:47
>>753
返信ありがとうございます。
しかし、上記の方法ではどちらにしても電子であれば深さ方向に数nmの厚みの
情報しか得られないと思うのですが?
そうなると、表面上にクラスターがある証明はできるかもしれませんが、
クラスターになっていない証明はできないのでは、ないでしょうか?
置換型固溶した場合はクラスターができていないはずなので、その証明が行いたいのです。
もしよろしければ、もう一度アドバイスください。よろしくお願いします。

758:名も無きマテリアルさん
09/07/08 22:51:06
>>757
対象物の素性(どんな組成で、どういう製法履歴で製造されたか)と
問題の中身(固溶していることの証明が必要な理由)は?

こういう質問をするときは、背景と目的を聞かないと的確な助言は出来ない。

どのぐらいのサイズの集合体の有無を問題にしているの?
溶解度に対して、どのぐらいの濃度に相当する溶質が固溶しているの?
本当に問題になっているのはクラスターなの?析出物なの?

固溶の場合には、置換位置に自由度があるわけだが、偶々集合雰囲気が形成されている
状態とクラスターって何が違ってるの?
クラスターと固溶状態の定義の違いが分からない。
格子のミスフィットがあり、明らかに第二相として析出するレベルならTEMで分かるはずだと思うんだけど。



759:名も無きマテリアルさん
09/07/09 00:46:38
>>758
たしかに、758の言うとおりですね。
あまりにも情報が乏しすぎてアドバイスできませんよね・・・
2wt%Rh/Al2O3の触媒を作成し(500℃大気条件で焼成)、そのRhの化学状態を決定したいのですが、
参考にしている文献によると、TEM像、XPSにてRhはアルミナ中に固溶していると判断しています。
しかし、XPSで3価のRhよりも高BEにピークが見えているがTEMではRhの結晶が確認できないため、置換型固溶していると言っているのですが
私は言い切れないと思うのですが。
もしかすると、内部でRhO2(4価のRhは単体では存在しないが)のクラスターとして存在している可能性もあるのではないか?とと考えられないのかな?と思いまして。

触媒の活性についてはまだ議論していないのですが、最終的には触媒としての機能なども考えていくと
高分散しており、Rh同士が集まっていないほうが良いと思います。

XRDでは2%程度では明らかなピークの変化は観測されないとおもいます。
(観測できたとしても、少しピークが太くなったかも?程度で断言できない気がします)
SAD、TEMはその試料に対して行っていませんが、容易にTEMを測定できる環境ではないため、
とりあえずってわけには行かないので、固溶を議論できるかはっきりさせたうえで測定に踏み切りたいと思っています。

恥ずかしい限りで、私自身もクラスターと固溶状態の定義の違いはわかりませんが、
私は置換が均一に行われている状態であることを示したいのです。

アドバイス、お願いします。

760:名も無きマテリアルさん
09/07/10 03:29:32
結晶中の元素が2%も入れ替われば、XRDは確実に変化する。

固溶してれば、アルミナの格子定数が変わるはず。
クラスターなら、アルミナとRhO2か何かのピークの両方が出てくるはず。
ついでに線幅からクラスターの大きさもなんとなくわかる。

761:名も無きマテリアルさん
09/07/10 12:29:19
2%の元素すべてがクラスター化または固溶しているというならその話は分かるが、確実に変化するとは言えないと思う。
作製の方は知識が疎いので言及できないが、とりあえずXRD測定しておく価値はある。

762:名も無きマテリアルさん
09/07/10 23:39:59
ヤング率、せん断弾性係数、ポアソン比について
E=2G(1+ν)
上記の関係があると、本に載っていたのですが
上記式を導く為の過程が載っていませんでした
ググってもみたのですが、結果は得られずで
上記式への過程を教えていただけないでしょうか?

763:名も無きマテリアルさん
09/07/10 23:50:57
>>762
その本以外の参考書は調べたんかいな?
そんくらいはいろんな本に載ってるから
調べるようにしときや

764:名も無きマテリアルさん
09/07/10 23:54:53
>>763
高校時に使っていた実教の機械設計1には式すら載っておらず
今使っている本には式だけ載っていました
材力の本に載っているような記憶がかすかにあるのですが
紛失してしまいました
スレ汚し申し訳ありませんでした

765:名も無きマテリアルさん
09/07/14 11:33:52
材料力学の質問です。かなり初歩的かもしれませんが…

一端を固定された丸軸の他端に軸力Pが作用しています。
丸軸の温度が⊿Tだけ上昇したとき、丸棒の伸び・応力はいくらでしょう?

なおこの問題ではPが荷重としてかかってるだけなので、拘束されてるわけではありません。

この問題の応用版として、等しい長さの柱が三本拘束されており、
上から荷重P、⊿Tの温度上昇などがあるのですが…

いろいろな参考書を拝見すると、とき方や最終的な答えが違っていたりして
調べれば調べるほど混乱してしまいます。

単純に温度上昇による膨張や応力を計算した後、Pによる縮み(または応力)を引いてやるだけでよいのでしょうか?


766:名も無きマテリアルさん
09/07/14 19:48:43
>>765
問題は正確に書けよ。

丸棒の一旦が拘束されていないなら、熱応力は0だろ?
応力は軸力分だけじゃないの?

伸びは、熱膨張分からPによる圧縮分を引いてやれば良い。

三本拘束は不静定問題じゃない?
不静定問題の場合には、変位が等しくなるという条件を加えて解けば良いと思うけど。



767:765
09/07/14 22:07:45
>>766

お教え頂きありがとうございます。

詳しくは
膨張係数:α
もとの長さ:L
温度変化:⊿T
断面積:A
ヤング率:E
なんですけど、

伸びλは
λ=(α⊿T-P/EA)L

応力σはこのλを使って
σ=λE/L…①
で良いのでしょうか?

そらとも応力は軸力分だけで、PL/EAとしてしまって良いのでしょうか?
また①式では分母にただLとしてますが、熱膨張してる分を足して
σ=λE/(L+α⊿TL)とするのが正解なのでしょうか?

上の三行がややこしく、参考書に記載されているものも本によって違うので、混乱しております。

ご指導のほど、お願いいたします。

768:名も無きマテリアルさん
09/07/15 07:02:39
>>767
温度変化による歪みε1=αΔT → ε1による伸びλ1=ε1×L=αΔTL
軸力による応力σ2=P/A → σ2による歪みε2=σ2/E → ε2による伸びλ2=ε2×L=PL/AE
だから、伸びλはλ1+λ2=(αΔT+P/EA)L
軸力Pを圧縮側に正とするならλ=(αΔT-P/EA)Lで正しい。

応力は軸力によってのみ発生しているから、σ1のみとなりP/Aとなる。
(PL/EAは歪みだから明らかに間違い。)
歪みは初期長に依存するが、応力は初期長とは無関係。
一般的な変位/歪み/応力の関係であれば、①が公称応力、L+εLで割る方が真応力
で、どちらも工学的には正しいが、①は飽くまで近似的な手法。
①が成立するのは弾性範囲のみと考えるべき。機械設計の人が良く使うのは①。
設計分野では塑性域まで荷重が掛かることは想定しないから。


「拘束が無いなら」熱膨張の補正も不要。
不静定問題では「拘束がある」はずなので、また違う考え方が必要。






769:名も無きマテリアルさん
09/07/15 10:56:04
オイラーの弾性曲線1/r=M/EI_(z)
から曲げ応力σの式を導け。

どのようにして導けばいいでしょうか?よろしくお願いします

770:名も無きマテリアルさん
09/07/15 12:14:33
丸投げ上等。

771:765
09/07/15 21:09:10
>>678さん

ご丁寧にご指導いただきありがとうございます。

>一般的な変位/歪み/応力の関係であれば、①が公称応力、L+εLで割る方が真応力
>で、どちらも工学的には正しいが、①は飽くまで近似的な手法。
>①が成立するのは弾性範囲のみと考えるべき。

↑初耳でした。自分の知識の無さを痛感しております。

拘束がある不静定問題についてですが、
もう一度自分で解いてみて質問させていただきます。

どうもありがとうございました。

772:名も無きマテリアルさん
09/07/16 01:28:02
>>760
>>761
返信ありがとうございます。そして、連絡が遅くなり申し訳ありません。
XRDを測定してみました。γ-アルミナ中にRhが固溶していると考えられる試料なのですが、
γ-アルミナ自体がXRDスペクトルのピークが非常にブロードなピークしか出ないため、
Rhを固溶した試料も、固溶していないγ-アルミナとほぼ同じスペクトルとなり、
違いが観測されませんでした。

難しいですね・・・

773:名も無きマテリアルさん
09/07/16 18:46:45
>>769
曲率1/r、つまり曲率半径rに沿って、厚さ方向の中立軸が曲がるとする。
通常は中立軸は断面の図芯(等密度の断面なら重心と同じ)を通るので、
矩形断面なら厚さの半分の位置。

このとき、中立軸の位置をy=0として、そこからの距離をy1と置いて、
y=y1における長手方向xの歪みを考える。

中立軸が半径rで曲がっているということは、そこからy1ずれた位置での曲率半径はr+y1になる。
中心角dΘ(rad)に対するこの位置での円弧の長さは、2π(r+y1)×dΘ/2π=(r+y1)dΘ
この円弧の初期長は中立軸での円弧長と同じ(中立軸はx方向に歪んでいないから)だから、
2πrdΘ/2π=rdΘ
よって、この位置における変位D=(r+y1)dΘ-rdΘ=y1dΘ
これを初期長で割ると(公称)歪みεだから、
ε=y1dΘ/rdΘ=y1/r
応力と歪みの関係式σ=Eεだから、
σ=E×y1/r
rにオイラーの弾性曲線の式を代入すると、
σ=E×y1×M/EI=My1/I

一般化して、σ=My/Iとなる。

>>770
このぐらい説明してから文句言えよ、能無し



774:名も無きマテリアルさん
09/07/17 19:21:42

気孔率ついて質問です。

材料における各相の存在量は画像の解析で定量的に求めれることはわかったんですが。
実際,気孔率は全体の面積に対する気孔の面積で求めれると本に載っていました。

しかし,面積比と体積比が等しくなる理由がわかりません。

本で調べたのですが,詳しい解説が載ってなく,結果だけしか記載されていないのですが。
数式で証明できないでしょうか?

775:名も無きマテリアルさん
09/07/17 19:34:05
この板に相応しい質問てなければごめんなさい。

自作メタルハライド照明を作る際、高温でも使用可能な絶縁素材を探していて、
ガラス繊維が良いのではないかと思いました。
ちょうどFRP用の織り込まれたガラス繊維があるのですがコレを絶縁体としても大丈夫でしょうか?

776:名も無きマテリアルさん
09/07/17 19:42:10
実験屋ならとりあえず試してみろよ

777:名も無きマテリアルさん
09/07/17 20:02:12
>>774
気孔が均等に分布している=どの断面でも気孔の面積比が等しい条件なら面積を
奥行き方向に積分して得られる体積の比は断面積の比と変わらないんじゃないかい

778:名も無きマテリアルさん
09/07/18 23:04:56
>>774

返信ありがとうございます。

>気孔が均等に分布している=どの断面でも気孔の面積比が等しい条件

ここがミソだったんですね、納得しました。
どうもありがとうございました。

779:名も無きマテリアルさん
09/07/20 06:37:02
FRPなどで、マット積層材というのはどのようなものなのでしょうか…。。。
クロス積層と一方向強化積層材はわかったのですが。
わかる方いたらお願いします。

780:名も無きマテリアルさん
09/07/23 22:10:09
酸素量を増やすとなぜ成膜速度が落ちるのでしょうか?


781:名も無きマテリアルさん
09/07/23 22:21:07
次の材料について、その破壊強度をPaおよびキログラム重/平方ミリメートル
(コンクリートはキログラム重/100平方センチメートル)の単位で示しなさい。
軟鉄 鋼鉄 銅 ジュラルミン 普通コンクリート(引っ張り)
普通コンクリート(圧縮) PSコンクリート 軟質演歌ビニール
硬質塩化ビニール ガラス繊維 炭素繊維

上記の問題を、教師に「ネットで調べたら解る」と言われたのですが、
全く検索にかかりません。
Paかkg重/m㎡が解らないと埋まらないので、一覧表が載ってるサイトもしくは、
答えを教えてください。

782:名も無きマテリアルさん
09/07/24 07:53:26
最近はレポート出す側がネット丸投げか、
物性値の意味わかってたら検索引っかからないわけ無いだろう

金属なら図書館行って金属データブックから探せ、それ以外は材料物理かJIS検索した方が速いかもな

783:名も無きマテリアルさん
09/07/26 08:40:37
FNS26時間テレビで島田伸介が
「溶接は一晩寝かさないと強度が落ちる」
というような事を言っていたのですが本当でしょうか

時効は関係なさそうですし、解説お願いします

784:名も無きマテリアルさん
09/07/27 07:33:40
>>782
ありがとうございます、どうやら少々慌てていたようです

785:名も無きマテリアルさん
09/07/28 13:55:09
Ag71.9%Cu18.1%の共晶銀銅のビッカース硬さを知りたいのですが,
いい資料はないでしょうか?

786:名も無きマテリアルさん
09/07/28 19:33:35
>785
共晶銀ろうの引張強さが検索すれば出るから、それを3倍すれば荒いとこのHVになる
でも、加工したり結晶粒径で値変わるから目安でしかないけど

787:名も無きマテリアルさん
09/07/30 12:15:40
>>786
返信が遅くなりました.
ありがとうございます.その方法で出してみようと思います.

788:名も無きマテリアルさん
09/07/30 13:55:17
純鉄、SPCCなどの磁化曲線(数値データー)を探していますが、これがなかなか見つかりません・・・

どなたかご存知でないですか?

789:名も無きマテリアルさん
09/08/01 01:02:35
>>788
うろ覚えだけど磁性関連のハンドブックがあって
そこに載ってたかも?
あってるかはわからんがな!

790:765
09/08/03 22:24:39
少し前に質問させていただいたものです。
またよろしくお願いいたします

長さl・断面積Aの長柱が左からA B Aと並べられ拘束されています。
この柱の温度を⊿T変化させ、さらに上からPの力で押します。
添え字は各々の柱のアルファベットを用います。
熱膨張係数がαb>αaのとき、
真ん中の柱Bにかかる応力を0にするには温度変化をいくらにすればよいか?
それは冷却か過熱か?という問題です。

まず圧縮力Pのみの応力σbは

PEb/(2Ea+Eb)A…圧縮

つぎに温度変化のみの応力σb´は

2EaEb(λa-λb)/(2Ea+Eb)l…圧縮

λa、λb拘束がない場合の柱ABの熱膨張量です。(λa-λb)はλaのほうが値が小さいのでマイナス
要するに、熱膨張により発生する応力も圧縮応力。

791:765
09/08/03 22:25:58
このσbとσb´をイコールとすると
⊿Tは P/2AEa(αa-αb)…※
となります。
あとは各々数値を代入すればよい。というのが自分の出した結論です。

そこで質問ですが
①答えはこれで合っているか?
熱応力、圧縮力Pによる応力は共に初期長に依存するというアドバイスを
前回の質問で頂いたのですが、今回の場合もそれでよいのか…
②※式の分母はマイナスなので式だけ見ると、ある一定の温度冷却すれば応力0ということになるのですが、
実際にそのようなことが起こるのか?

という二点です。
長くなってしまいましたが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。


792:名も無きマテリアルさん
09/08/06 22:58:09
スレ違いかもしれないんですが、
10年20年前のアルミ製の水筒を手に入れたんですが
きちんと洗浄すれば使用しても体に害はないですか?

793:名も無きマテリアルさん
09/08/07 07:09:42
>>792
スレチじゃね?

アルミは長期間放置すると材料内の原子の配置が変わって
物性は変わるけど、それが有害かはわかんない

794:名も無きマテリアルさん
09/08/07 11:30:01
20年前の一円硬貨をきちんと洗えば舐めても害はないですか?と同義。もちろん害はない、はず。
ただしアルミ製がアルミニウム100%であり、大気中で保管されていた場合の話。
とりあえず内壁に腐食とかなければ問題ないとは思うが、スレチだね。

795:名も無きマテリアルさん
09/08/07 13:11:54
別にスレチじゃないでそ。
「アルミニウム系材料は大気放置によってどのように物性、特に有毒性が変化するか」でしょ。
俺は答えを知らないが。
でも20年で有毒になるものを売らないでしょうよ。

796:名も無きマテリアルさん
09/08/07 13:36:12
大気放置ってどこにかいてるのかな?かな?^^
条件は10年~20年間でのアルミ製容器の毒性変化。アルミ合金の可能性も十分ある。
それ以上の情報がないから物性的にどうこう言えるレベルではないよね

797:名も無きマテリアルさん
09/08/07 14:39:46
お前んちは水筒をどこにしまってるんだ?w

798:名も無きマテリアルさん
09/08/07 16:34:36
うっかり中身入れっぱなしで20年放置の可能性も・・・

799:名も無きマテリアルさん
09/08/07 17:07:55
水分が入ってるだけでも20年なんて長期間なら無視できそうにないな

800:名も無きマテリアルさん
09/08/07 18:57:18
アルミが腐食したところで所詮はアルミナじゃねぇかwww

801:名も無きマテリアルさん
09/08/08 18:13:00
物理学専攻の物性って
理論と実験どちらの研究室が
将来性いいですかね

802:名も無きマテリアルさん
09/08/09 01:12:07
そのどちらかで将来性を判断するのはどうかと思う
第一、誰の何に対する将来性か?
民間に就職するつもりなのか、大学に残って常勤ポスト狙ってるのか
研究テーマが現在実用的なのか、50年後に活用される技術なのか
そこらへんから考えてみたらどうだろうか

803:名も無きマテリアルさん
09/08/09 09:38:22
電気楽器やオーディオを扱う所でよく聞く話ですが、
見た目上対称に作ったオーディオケーブルに製造過程から来る向きがあって、(ラベルによって向きが判別できるらしいです)
電気信号を流す方向によって結果的に音が変わるという話は科学的に説明できるのでしょうか
あるいはケーブルの製造の方法によって意図的にそのような方向を作る事って可能なんでしょうか

804:名も無きマテリアルさん
09/08/09 10:03:05
>>803
そういう類いの話は、主張してる本人で無いと科学的な説明は無理。
また根本的な問題として、音が変わるというのは主観的な主張なので客観的な評価は不能。
変わる/変わらないの水掛け論で終わるのみ。
信じるか信じないかの問題。


805:名も無きマテリアルさん
09/08/09 16:17:28
>>803
対称で電気が反平行に流れるのであれば、その向きによって伝導に違いはないです。
金属の固体物理が専門の京大名誉教授が言っています。音の違いは定義が怪しいのでしりませんが。

806:名も無きマテリアルさん
09/08/09 16:24:25
>>805
「物理的な伝導に変わりはなくても、音は変化するんだ」と言い兼ねない世界の話だからね。
科学の範疇を超えた話だよ。

807:名も無きマテリアルさん
09/08/09 16:47:58
>>804-806
ありがとうございます
やっぱりそういう結論になるんですね
それから音という曖昧な言葉を使うべきではありませんでしたね、ごめんなさい。
意図としてはケーブルを流れる電気信号のアナログな波形の形のというか情報みたいなもの(=音として書いてしまいました、)
というそれなりに客観的に測定できそうな物について聞いたつもりでした。
もちろんその筋の世界の人たちが音と言っている物とは違う物ですが
個人的にはそれ(電気的な波形?)が同じなのに人間の耳で感じる音が違うというのは流石に同意しかねるので皆さんのご意見には納得できました
ありがとうございました。

808:名も無きマテリアルさん
09/08/09 19:06:51
ちなみに金属の加工において、圧延方向などに特定の結晶方位が並ぶことがあります。
ただし、この場合も平行な向きで伝導が変わることはありません。
向きが書いてあるメリットは配線間違いを防止するくらいしか思いつきませんね。

809:名も無きマテリアルさん
09/08/10 08:29:17
>>807
このような議論で問題なのは、音を人間が認知(認識)するという部分だ。
人が音を認知する仕組み(脳の働きも含めて)も解明されているとは言えないし、個人差もあり得る。
科学のようで、科学的と言えない部分があるからね。

810:名も無きマテリアルさん
09/08/14 07:38:29
アルミニウムについての質問なのですが、6061など熱処理で強化したものをエンジンなど熱や衝撃に晒される部分に使った場合、強度が下がってきたりするものなのでしょうか。
また、そのデータなどがあればご教授ください。

811:名も無きマテリアルさん
09/08/14 11:47:24
>810

Al-Mg2Siの状態図がアルミの教科書に載ってるからそれを見れば溶体化温度がわかる
だいたい400度くらいだそうだけど
析出強化合金の析出物が再固溶したら強度落ちるのは当然

812:名も無きマテリアルさん
09/08/17 19:49:35
錬金術の本を読んでいたら、水銀と硫黄を混ぜ合わせて熱すると、賢者の石が出来ると書いてありましたが、

現実的には、それを行うと、何が起こるのですか?

813:名も無きマテリアルさん
09/08/17 21:02:16
硫化水銀の別名で賢者の石と言われるものがあるらしいですね
URLリンク(ja.wikipedia.org)

しかし、水銀に硫黄加えて熱してもSOxガスとか蒸発した水銀を
吸引する恐れがあるから絶対にやらないように

814:名も無きマテリアルさん
09/08/17 21:36:05
>>813

ありがとうございました。

水銀と硫黄を使って賢者の石を作っていたのではなく、
水銀を取り出していたと言うのが正しいのか……。

科学に詳しくないので助かりました。

815: ◆42.195kmAM
09/08/21 23:52:16
てst

816:名も無きマテリアルさん
09/08/24 21:38:58
無機汚泥とトナーを混ぜ合わせて粘土状のものを作りたいのですが、
バインダーとして界面活性剤を利用したら成功しました。
ですが、コスト的な問題と安定供給の点で無理な状況です。
そこで、界面活性剤の代わりとなりうるバインダーってなんかないですかね?

条件としては、産業廃棄物等処理代を貰えるもの、安定供給が見込めることです。
最終的にはペレット状にして燃料にする予定です。

ちなみに無機汚泥2に対してトナー7 バインダー1ぐらいで混ぜ合わせる予定です。
バインダーには出来るだけカロリーの高いものを望みます。

以上宜しくお願いします

817:名も無きマテリアルさん
09/09/13 21:53:20
岩波基礎物理シリーズの統計力学(長岡洋介著)に関する質問です。

空洞放射の項で、「空洞を1辺Lの立方体とすれば、周期的境界条件のもとで、波数ベクトルk↑は
各成分が、自由粒子の場合の式と同様に、2π/Lの整数倍の値をとる。したがって、1つの
k↑に偏りのことなる2つの基準振動が属することに注意すれば、基準振動は波数ベクトルk↑の空間に
密度{2V/(2π)}^3で一様に分布することがわかる。波数ベクトルの大きさがk~k+dkの球殻にある
基準振動の数は{2V/(2π)}^3*4πk^2dkであるから、固有振動数がω~ω+dωの振動子の数を
D(ω)dωとすれば、ω=ckよりD(ω)=Vω^2/(π^2c^3)が得られる」

と書いてあるのですが、基準振動の数とありますが、「基準振動がとりうる状態の数」ではないんでしょうか?
また、「振動子の数」ではなくて「振動子がとりうる状態の数」ではないんでしょうか?
たとえば|ω↑|=4の状態はω↑=(2,2,0),(1,1,2)等ありますが、電磁波はすべての状態の振動数が
まんべんなく成立しているということなんでしょうか?
そのあとに続くエネルギーを求める際も、E=∫[0,∞]{?ωD(ω)dω/(e^(?ω/kT)-1)}となっていて、
状態数が振動子の個数となっているようですが
あと、1/e^(?ω/kT)-1というのは量子数なんでしょうか?
長文ですみませんが、よろしくお願いします。

物理板で一度質問したんですがスルーされてます…
すみませんが、よろしくお願いします

818:名も無きマテリアルさん
09/09/13 22:50:05
>>817

■ちょっとした疑問や質問はここに書いてね116■
スレリンク(sci板:677番)

819:名も無きマテリアルさん
09/09/13 23:15:39
>>818

>物理板で一度質問したんですがスルーされてます…
>すみませんが、よろしくお願いします

ってか見てるなら何故質問に答えない?

820:名も無きマテリアルさん
09/09/14 11:54:18
めんどくさいから

821:名も無きマテリアルさん
09/09/14 13:46:37
めんどくさいんじゃなくて分からないんだろ

822:名も無きマテリアルさん
09/09/14 13:52:56
それ以前に読むのがめんどくせーだろどうみても

823:名も無きマテリアルさん
09/09/14 13:58:47
面倒だからとか言ってるような奴は質問スレ何しに来てるの?馬鹿なの?死ぬの?


824:名も無きマテリアルさん
09/09/14 15:01:15
マルチポストってどういうことか分かってんの!?

レスがないのは解答を調べてるからかも知れないのに。

825:677
09/09/14 16:02:50
黒体輻射のモデルって物理専攻なら習う事柄で、そこまで高度ではないと思う内容を
80レス近くスルーされてたので、放置プレイだと思って物性板に来ました
むしろ物性の質問ならこちらの板の方があってるし、板違いでスルーされていると
思ったので

826:名も無きマテリアルさん
09/09/14 16:47:52
>>823
お前は何しに来てるの?答えてあげないの?しぬの?

827:名も無きマテリアルさん
09/09/14 19:08:49
>>817
> 基準振動の数とありますが、「基準振動がとりうる状態の数」ではないんでしょうか?
> また、「振動子の数」ではなくて「振動子がとりうる状態の数」ではないんでしょうか?
それでおk

> たとえば|ω↑|=4の状態はω↑=(2,2,0),(1,1,2)等ありますが、電磁波はすべての状態の振動数が
> まんべんなく成立しているということなんでしょうか?
違う。振動数の同じ状態でのモードはまんべんなく分布(周期的境界条件)だが、
振動数の分布は存在してる(←ここ重要)

> そのあとに続くエネルギーを求める際・・・
系のエネルギー求めるときに量子数を数え上げるのではなく、振動数で下から上まで足し合わせるのがポイント
テキストに書いてあるように、電磁波の状態だけ見てると無限大になるから、振動子を数えてもダメ

間違ってたら補間ヨロ

828:名も無きマテリアルさん
09/09/14 22:52:24
この説明で質問者はわかるだろうか?疑問があったら聞いてくれ
まぁ、そこまで高度でない内容だから問題ないだろう
ホントは物理板で聞くべき内容だが、もっと勉強してから質問すべきだったと思う

829:677
09/09/15 00:24:35
再度質問させて頂きます。
>>827
「全ての状態の振動数がまんべんなく成立している」という部分なんですが、表現が少しおかしかったので少し訂正させて
頂きます。

振動数がωである状態数(状態がとりうる場合の数)はD(ω)dωですよね?
たとえば、|ω↑|=9とすると、状態数はω↑=(3,0,0),(0,3,0),(0,0,3),
(2,2,1),(2,1,2),(1,2,2)の6通りありますよね?(負の場合は除きました)
電磁波はこの6通りのすべての状態を取りうるとして計算していいんでしょうか?
この場合D(ω)dω=6となりますよね?

hω/(exp(hω/kT)-1) という項は、調和振動子モデルの解のε=nhω(nは量子数)である1粒子が熱浴(温度T)に接しているときの
エネルギーの期待値(分配関数を計算)から出てきましたので量子数の期待値は<n>=1/(exp(hω/kT)-1)となるというのはわかります。
しかし、いろんなサイトで検索したんですが、なぜかnは光子数として扱われていたので、疑問になったので質問させて頂きました。
1粒子の調和振動子モデルから求めた量子数が何故光子数になっているのか分かりません。
そもそも1粒子が前提で求まった分配関数からなぜ光子数(1粒子ではなく複数個)という言葉が生まれたのかが理解不能です。

また、熱浴Tに接した電磁波を調和振動子で考えた場合、
hω/(exp(hω/kT)-1)…振動数ωである1振動子のエネルギー期待値
D(ω)dω…振動数ωの1振動子がとりうる状態の数
をかけた値が何故、エネルギーになるかということなんです。

εdω=hω/(exp(hω/kT)-1)*D(ω)dω と計算出来るのは、「電磁波がすべての取りうる状態を全て満たす状態を取っている」
ということが前提なはずなんです。
たとえば上に書きました|ω↑|=9の状態数、(3,0,0),(0,3,0),(0,0,3),
(2,2,1),(2,1,2),(1,2,2)を満たす電磁波が全て存在している、ということが言えたときに初めて、
hω/(exp(hω/kT)-1)*D(ω)dωという計算が出来ると思います。
実際に行わなければいけない計算は、振動数ω~ω+dωを取る振動子の数の期待値をF(ω)dωとすれば、
hω/(exp(hω/kT)-1)*F(ω)dω としなければいけないと思うのですが。

830:677
09/09/15 01:01:44
>>828
すみません
自分では結構考えたんですが、やはり理解できませんでした
ググったり色々もがいたんですけど、光子数などが表れて余計にこんがらがりました…


831:名も無きマテリアルさん
09/09/15 02:06:38
ここでの量子は電子のようなフェルミ粒子でなく、電磁波(光子)でボーズ粒子です。
岩波の本ではこの説明があとで出てくるため、単純に電磁波はマクスウェル方程式に従い、
重ね合わせの原理が利くと言っていることに相当します。
つまり光子は常に1粒子であると考えてしまっていいのです。
複数で同一の量子状態を取れます。
あと、状態の数に関しては電場は横波ですのである方向に進む電磁波では
その垂直方向しか電場は振動しない点を考えてください。

832:677
09/09/15 02:53:32
すみません、ω↑空間で考えたので余計にこんがらがりました
k↑空間で考えた場合、状態数はV4πk^2dk/(2π)^3 の2倍というのは分かります。
k↑に対して電磁波は垂直に独立な方向(偏光?)に2個あるということからk↑に対して
2個の調和振動子が存在するということですよね?
ただ、複数で同一の状態を取ることが可能、としたとき、
|k↑|=9を満たす点、(3,0,0),(0,3,0),(0,0,3), (2,2,1),(2,1,2),(1,2,2)という状態を
満たす調和振動子が複数(偏光の分は除外)ということになると、なおさらεdε=D(ω)dω・hω/(exp(hω/kT)-1)という
式は成り立たない気がします。仮に空洞内にある光子が100万個あって|k↑|=9を満たす波しか存在していないとすると、
εdω=100万×hω/(exp(hω/kT)-1)ということになるんじゃないでしょうか?

833:677
09/09/16 00:10:26
すみません、重大な勘違いをしてたようです
自分で一度式を立てようと考えてみたところ、求めるエネルギー期待値をεとすると、
ε=∑ε(ω)*P(ε(ω))が成り立ち、ε(ω)=hωで、P(ε(ω))=(e^(-hω/kT)/∑e^(-hω/kT)*W(ω)から、
P(ε(ω))=D(ω)dω/(exp(hω/kT)-1) より、ε=hωD(ω)dω/(exp(hω/kT)-1)となるってことですね
結局、1/(exp(hω/kT)-1)の項の解釈がおかしかったことが、泥沼にはまった原因のようです。

スレを汚してしまって申し訳ございません。
なんとか分かったつもりになれました。(あってるか分かりませんが…)
>>827-828様および、>>831様、アドバイスありがとうございました。

834:名も無きマテリアルさん
09/09/26 05:20:48
ようするに、眠い

835:名も無きマテリアルさん
09/09/26 12:38:53
(U^ω^)

836:名も無きマテリアルさん
09/09/28 23:25:08
有機薄膜の展望はどう?
まだ可能性のある学問なの?

837:名も無きマテリアルさん
09/09/29 02:13:05
>>836
むしろまだ早い

838:名も無きマテリアルさん
09/10/14 01:34:15
作製した結晶が多結晶であるか単結晶であるか
調べるにはどのような方法がありますか?

839:名も無きマテリアルさん
09/10/14 15:14:38
>>838
宿題じゃないだろうな!?
結晶について調べるには原子配列の周期性を利用した回折法が有力。
X線、電子線、中性子線、放射光などの干渉性のある波を試料に照射して、その散乱やら反射やらの干渉を見る。
一般に手始めとしては単色X線源とゴニオメーターを持ったX線回折装置で調べるのが普通。多結晶ならすぐ判る。
完全な単結晶かどうかを調べるには単結晶専用の回折装置で調べるのが普通。

840:名も無きマテリアルさん
09/10/15 16:56:32
アルミの200℃でのヤング率を教えてください

841:名も無きマテリアルさん
09/10/17 16:37:45
>>840
金属の力学的物性値は物質固有でないから、誰も答えられないでしょ。
どんな作り方して、どんな加工、処理されてるかで全然違う。
必要なら納めたところに聞くか、自分で計ったほうがいい。

842:名も無きマテリアルさん
09/10/17 23:05:05
水蒸気吸着実験(自動測定)に際し、初期質量が0.9gに対し、吸着量が7.8cc/gの場合、
吸着量も含めた総質量はどう計算すればよいのでしょうか?
ちなみに水なのでcc/g=g/gになります。
どなたかよろしくお願いします。


843:名も無きマテリアルさん
09/10/18 03:30:34
FIB(収束イオンビーム)装置の世界シェアトップ5は
どこのメーカーなのでしょうか?(直感・漠然とした予想で結構です)

また、国内メーカーでFIBを作っているメーカーは
SII以外にもあるのでしょうか?


844:名も無きマテリアルさん
09/10/18 10:49:29
>>843
philipsとかFEIという会社があるようですね
国内では日立やjeolも作っているようですよ

845:名も無きマテリアルさん
09/10/19 14:52:40
性能検証型設計法について(劣化予測)のプロセスについてですが、
まずは設計耐用年数を設定し、材料・調合(水セメント比)・かぶり厚さ等を設定し、予測式による劣化現象の進行予測という流れかと思うのですが、そこでいろいろな式があり、これらをどのように繋げていくかで質問があります。
一つに腐食確率の式で、d'=d-(D-Ct)/(Ct^2*v^2+σ^2)という式です。
CとDは上にバーがつきます。
■これのd'は腐食状態(腐食距離?)
■dは屋外では0、屋内では-20、これも腐食状態?d'との違いは?
■Cは中性化深さですが、これは岸谷式に耐用年数t、二酸化炭素濃度RとW/Cを代入して求める形でよいでしょうか?
■σは、かぶり厚さの標準偏差(10mmとする)、Dは鉄筋のかぶり厚さとし、これよりd'(腐食状態?)を求める形で良いのでしょうか?
■また∫d~xφ(x)dxの標準正規確率分布の表の使い方も教えてください。
いろいろ質問して申し訳ないですが、まずは算定の流れと公式の使い方を御教示していただけたらと思います。



846:843
09/10/19 18:01:57
>>844
ありがとうございました。


847:名も無きマテリアルさん
09/10/20 22:06:04
素朴な疑問ですが、残留応力って何もしないといつまで影響が残りますか?

848:名も無きマテリアルさん
09/10/20 22:52:28
こちらに移動します

373 名前:名も無きマテリアルさん 投稿日:2009/10/20(火) 20:23:14
マルテンサイトはγ状態の鉄を急冷したときに得られる組織だけど、
γ状態での炭素を固溶したままになるというのは、
つまりマルテンサイト組織自体がγ鉄の相も含んでいるという解釈でいいの?

849:名も無きマテリアルさん
09/10/21 00:00:15
>>847
残留応力は歪が緩和されるまで残るわけだから、
何に対する影響か知らないけど、影響がなくなるまで影響が残るんじゃね?


850:名も無きマテリアルさん
09/10/21 01:29:57
>>848
相変態したマルテンサイトと初相の(はたまた残留した)オーステナイトが何だって?
いずれの相も炭素原子が固溶してるんだが、固溶限とか相のバランスの話?

851:名も無きマテリアルさん
09/10/21 06:23:37
>>850
マルテンサイトって組織と相どっちなんですか?
冷却速度でパーライト、レーデブライト、マルテンサイトって組織で語られるけど
bctとか結晶構造の違いでも説明されるから相の違いともとれるし。

852:名も無きマテリアルさん
09/10/21 08:30:54
>>851
組織と相はどっちとかじゃないです。
マルテンサイトはbct構造をとる結晶相であり、
マルテンサイトが現れた組織であり、
マルテンサイトが現れた鉄のことを指したりします。

853:名も無きマテリアルさん
09/10/21 20:24:16
>>852
以下の専門家のサイトにはマルテンサイトは組織でしかないって書いてあるね。

URLリンク(www.hageatama.org)
>α(フェライト)相
>γ(オーステナイト)相
>δ(デルタフェライト)相
>θ(Fe3C/セメンタイト)相

>ここで重要かつ当たり前過ぎなのに意識されていない事実として、ここまでは相(phase)であり、
>これ以降は組織(texture/structure)でしか無いということです。

>(ラス)マルテンサイト
>パーライト


854:名も無きマテリアルさん
09/10/21 22:26:44
847>>849
ありがとうございます。
その歪みがなくなるまでの時間はどれくらいかかるのでしょうか?
材料によって異なることは分かっていますが、一般的に1日2日でなくなるものですか?

855:名も無きマテリアルさん
09/10/22 00:34:36
>>854
材料・組成・温度etc.etc. による。

856:名も無きマテリアルさん
09/10/23 23:31:13
>>854
早く残留応力を取り除きたいのなら、アニール処理をすればよろし。


857:名も無きマテリアルさん
09/10/31 19:55:34
サランラッブよりも厚みのあるポリ塩化ビニリデンのフィルムを探しているのですが、
入手は容易でしょうか?

858:857
09/11/07 13:57:57
書いてすぐ、旭化成のサイトでサランフィルムというのを見つけて問い合わせたのですが、まだ返事が返ってきません・・・

859:名も無きマテリアルさん
09/11/07 23:29:39
>>858
サランフィルムならホームセンターにうっとるわい


860:名も無きマテリアルさん
09/11/13 14:57:37
質問させていただきます。
FE-SEMのBSE検出モードに関して、
その理論は理解できたのですが、
BSEモードを用いることで得られるメリットが
わかりません。
素人質問で申し訳ございませんが、
ご回答の程よろしくお願い致します。

861:857
09/12/03 23:16:16
2回目に問い合わせたのに、まだ何も返信すらありません。

862:名も無きマテリアルさん
09/12/05 01:36:51
>>860
定量分析とかできるよ

863:名も無きマテリアルさん
09/12/20 23:05:26
収縮拘束応力の簡易式(3.12)式について
題目の簡易式(コンクリート造建築物の収縮ひび割れ制御指針)にて、
壁部材の断面剛性の式で、S(tj+1/2,tj)=A・Ee(tj+1/2,tj)という式があります。
これは、載荷材齢をtjとしたときの材齢tj+0.5日という意味でよいのでしょうか?
つまり( )内は載荷材齢+0.5日の日数が入るのでしょうか?
どなたか教えて下さい。


864:名も無きマテリアルさん
09/12/24 14:31:49
ヨットでのチャートワーク用にプラスチック製定規の自作を考えています。(市販品もありますが、本船用だったり外国製だったり、使い勝手はイマイチ)
透明度が高いことと傷付きにくいこと、この二つは譲れず、あとは加工が容易で、耐候性・耐塩性が極端に悪くなければ御の字です。
これはという合成樹脂はありますでしょうか?
素人考えではポリカーボネートやアクリル樹脂くらいしか思い浮かびません。

865:名も無きマテリアルさん
09/12/26 00:51:43
1つだけ28cmぐらいのフライパンを買うとしたら素材は何がいいのかな?
アルミは脳関門が壊れたらアルツハイマーにすぐなりそうで怖いし
鉄は鉄過剰症になって危ないと言われ
フッ素加工は発癌性の何かが出て危ないと言われ
ステンレスがいいという人もいるが、ステンレスは鉄(やクロムやニッケル)が溶け出さないの?
結局一番無難なのはどれなのよ

866:名も無きマテリアルさん
09/12/26 01:08:10
つ 銀

867:名も無きマテリアルさん
09/12/27 12:05:24
>>865
影響が出るより前に死ぬだろうから、何でもいいんじゃないの。

868:名も無きマテリアルさん
09/12/28 18:02:28
>>864
EMSという会社から
透明ナイロンが出てるからそれを使うといい

869:名も無きマテリアルさん
09/12/28 19:09:08
物質の濡れについて質問があります.

3種類の物質A(液体),B(固体),C(固体)があって,
Aの滴をB,Cに接触させたときの接触角がそれぞれ0度(完全濡れ),100度と仮定します.
ここで,BにAを接触させた状態で,その上にCを置く,つまり,AをBとCで
サンドイッチ状態にします.
Bに接触して膜状(完全濡れ)になったAはCを乗せても膜の状態を保っている
としたとき,AとCは濡れていると言ってもいいのでしょうか.

端点では,AとCの接触角は0ではないはずなので,完全濡れとは言えないとは
思うのですが,見かけでは,Aが自発的に伸びている(滴ではなく膜状)上で
AとCが接しているので濡れていると言ってもいいような気がするのですが
どうでしょうか.




870:名も無きマテリアルさん
09/12/29 11:14:10
半導体をやっています.
tauc plotは結晶成長させた薄膜には適用できないのでしょうか?
英語版wikipediaを見るとアモルファス薄膜としか書いてないのですが.

871:名も無きマテリアルさん
10/01/08 20:39:25
テープの幅はなんで5mm単位とかではないのでしょうか。

872:名も無きマテリアルさん
10/01/10 22:31:23
質問があります。

人工テレビ石を作っているメーカーを教えてください。

873:名も無きマテリアルさん
10/01/10 23:59:07
通常のつや消し塗料は乾燥後に微粒子が表面に現れてつやが消えますが、
塗った段階からつやが無い塗料を作成することを考案中です。
つや消し剤にはシリカなどが使われるようですが、比重が高いので、少量しか混ぜないと沈殿して表面がつや有りになってしまいます。
一方、料理の生地のようにドロドロになるくらい入れれば、塗ってもつやは消えると思うのですが、
スプレーやエアブラシを使うのは絶望的になり、また刷毛やローラーでの塗装も難しく、
肝心な塗布面への密着性もはなはだ不安になります。
そこで、液体より比重の低い粒子を混ぜれば、重力で自然に表面に浮かぶので、少量混ぜただけでつや消し効果が得られるのではないかと考えました。
ただ、水より比重が軽い物はほとんど無く、油性塗料との比較だとさらに限られるので、
高密度の物質でなく内部に空気が含まれている物質がよいのではないかと思います。
中空の粒子としては、さまざまな材質、粒子径のものが出ているようです。
ただ、身近にそういった物質が無いので、何かの代用品で感じをテストすることができません。
どなたか、同一の課題で経験があれば、どのような物質が向いているかを教えていただきたいと思います。
今のところ、黒曜石を熱したフヨーライトという物が、粒子に破れが無いので水を吸わず、
中空状態を保てるのでよいのではないかと考えています。
これはパーライトという物質カテゴリの一種で、石を焼成したものなのですが、パーライトの一種は気泡が破れているので、
水を吸って浮力を失ってしまうようであり、黒曜石系の物がいいようです。
ただ、樹脂系のものでもかなり色々な種類があり、まだ決めかねている段階です。
あとフヨーライトは基本は土木作業向けなので、あまり細かい粒子のものがないようなのですが、
大粒のを買って何かの機械で細かい粉末にした場合、気泡が破れて駄目になってしまうのでしょうか?
その場合もし7割くらいが駄目になっても、水に入れて沈んだ部分だけを捨てるという考えもあるのですが、
経験が無いため粉砕可能かは分かりません。

874:名も無きマテリアルさん
10/01/11 00:22:55
URLリンク(www.fuyo-p.co.jp)
ここのフヨーライトは最小でも0.6ミリという粒子径のようです。

URLリンク(www.fuyo-p.co.jp)
ただ0.3ミリというのも開発中のようですので、入手可能性はあります。
しかし、一般的につや消し塗料に使われるのは1マイクロメートルから100マイクロメートル程度らしいので、
大きすぎても大丈夫なのか(スプレーは多分無理でしょうし、エアブラシもどうなるか?)、
また大きすぎると塗る直前に攪拌しても、すぐに上に浮上してしまうのではないか(液の粘度を高めればOK?)、
という疑問が出てきます。
一方小さすぎると逆の作用になるでしょうし。

ただ
>75μm前後の微小発砲体についても開発中で
とあるので、他社も当たれば何かあるのではないかとも思います。
なお、色については、できれば透明性が高い物がいいのですが、
中空にした時点で、透明プラスチックでも屈折により白色になってしまうと思うので、
さほど重要だとは考えていません。

なお、エアロジェル(エアロゲル)という新素材もあるようですが、
これは販売場所が分からない上、価格も不明なので、入手性を考えるとあまり魅力がありません。
そのままだと吸水性が高いようですので、嵩比重が低くても真比重が高い可能性もありますし。

なお、ワックスメーカーのサイトによれば、何かの力で粒子が表面に浮上する場合もあるようです。
URLリンク(www.coatingmedia.com)
ただ、それがよく分かりませんし、大きめの粒子でも可能なのかも分かりません。

875:名も無きマテリアルさん
10/01/13 14:04:24
ニッケルシルバート(洋銀?洋白?)と言う金属ありますが、
これはメッキなしの状態だと数十年の使用に耐えうるものですか?
楽器としての使用なのです。
真鍮だとむき出しでも80歳ぐらいのものは見かけますが、洋銀はどうなのでしょうか?

876:名も無きマテリアルさん
10/01/13 14:32:18
>>875
洋銀(洋白)は昔から楽器に使われているよ。
その程度の耐久性はあるんだろうね。

877:名も無きマテリアルさん
10/01/13 23:34:28
>>871
粘着テープのことならばスレチじゃない?
質問するなら文房具板あたりおすすめします

URLリンク(gimpo.2ch.net)

878:名も無きマテリアルさん
10/01/14 22:49:40
理論計算やってるんだが、
二元系合金の格子定数の実験値のデータベースってある?
ちなみにFe-Pt系合金。

879:名も無きマテリアルさん
10/01/15 01:05:18
>>878
XRD装置の中のデータベースというのは?
よくできたデータベースでしたよ
ちなみにPhilips製

880:873
10/01/16 09:30:02
URLリンク(www.tokai-kc.co.jp)
フライアッシュバルーンという別の天然原料を発見しました。
粒子径も一つの製品内にさまざまな物があるようです。
ふるいに掛ければ、粒子径をそろえる事ができますね。
これはガラス球のようですが、前記の黒曜石もガラスの一種のようです。
ただフヨーライトの場合、大粒の物だったので、フライアッシュバルーンの細かさはまさにうってつけです。
後はどのくらいの量が最適か、塗布器具はなにがいいかなど、実験する必要がありそうですね。
比重が軽すぎないというのも、塗装前の浮上を防止できそうです。

881:873
10/01/16 11:08:42
URLリンク(www.j-fillite.com)
マイクロスフィア、マイクロバルーン、ホローバブル、シンタクティックフォーム材
などの呼び方があるようですね。
そしてフライアッシュバルーンとシラスバルーンの二つを総称してシリカバルーンと呼ぶようです。

URLリンク(www.woodencanoe.net)
ホワイトマイクロバルーンとか、塗装ではなくパテに混ぜるのには使われているようですね。
ただフライアッシュバルーンも塗料には使われているようですが、つや消し用とは書かれていないようです。

問題は入手方法ですね。
小ロットでサンプル購入できるところを探してみます。
試薬会社だと、こういう工業品のサンプルは扱いがないようですので。
和光でフライアッシュがありますが、なぜか17万というものすごい金額なので・・・

882:名も無きマテリアルさん
10/01/18 03:38:23
鋳造シュミレーションの定義と意味を教えてください

883:864
10/01/21 14:09:20
>>868
年を跨ぎましたが、ありがとうございます。

884:名も無きマテリアルさん
10/01/22 02:24:56
>>869
濡れているとは言わない。
ちなみにCとCでAを無理矢理挟んで押しつぶしても
似たような状態になるけどそれを濡れているとは言わない。



885:名も無きマテリアルさん
10/01/22 02:26:14
>>871
アメリカのインチが基準になってるから。
 

886:名も無きマテリアルさん
10/01/22 02:28:31
>>882
鋳造シュミレーションなんて言葉はありません。まずググりましょう。

887:名も無きマテリアルさん
10/01/28 21:44:39
教えてください。
樹脂軸受に樹脂のシャフトを持つ回転体を取り付けようとしています。
懸念は摩擦による樹脂の磨耗・かじりです。

樹脂材料の選定時に気をつけることは何でしょうか?
金属の場合では同質のものは避けるべきとよく聞きますが・・・
樹脂の場合はどうなのでしょう?

よろしくおねがいします。

888:名も無きマテリアルさん
10/02/05 09:49:55
URLリンク(featherfield.shop-pro.jp)
ガラス中空ビーズ、マイクロバルーンという名前で小ロットがあるようです。
模型飛行機業界ではこの名前で結構使われているようです。

889:名も無きマテリアルさん
10/02/05 14:22:02
中空ガラスビーズを扱ってるポッターズ・バロティーニに問い合わせたところ、
用途には書いてないものの、つや消し用途で使用されているそうです。
粒が細かい方が乱反射が多くなるので、平均粒径 12μmのSphericel 110P8や平均粒径 18μmの60P18などが適しているそうです。

URLリンク(www.pqj.co.jp)
ただし110P8はこの表を見ると比重が水より重いので、塗料表面に浮上させる用途には使えないようです。
あと、未乾燥状態でもつや消し効果が必要な場合、もうちょっと粒子径が大きい製品がよい気がします。
どの製品も、ある程度粒子径のばらつきがありますので、完全に性質が違うわけではないはずです。
なので>>888の60μmのが一番手ごろでよさそうです。

あまり中空製品がつや消し用とされないのは、通常の破砕シリカや砂などと比べ、価格的に高めだからだと思います。
中空でないつや消し剤でも、乾燥すればつや消し効果があるのは同じですから、通常はこちらが用いられるということに過ぎないと思います。

890:名も無きマテリアルさん
10/02/05 16:21:30
URLリンク(www.little-bellanca.com)
URLリンク(shikkui.info)
粒子径は書いてないけど。

891:名も無きマテリアルさん
10/02/08 01:30:59
あんまり軽いと塗料タンク内で紙面に浮上してしまうのでは?
マグネチックスターラーとかで常に攪拌しながら刷毛やスプレーガンで塗布するのかな?
腕で振り続けながらやれる量なら問題ないでしょうけど……

892:名も無きマテリアルさん
10/02/08 01:31:44
紙面じゃない、水面。

893:名も無きマテリアルさん
10/02/08 20:33:26
でもガラスだってそんなに水をはじくわけじゃないから、液体内で取り込まれちゃうのでは?
乾燥しない状態で表面に浮いて凹凸を形作るほどの分離性は持たないような気がしないでもない。
粒子に撥水加工ができればいいんだけど、これはかなり手間取るんだろうか。
超撥水性の物質で粒子の表面を覆えればいいんだけど、プロじゃないとできないような。
あと有機溶剤で塗装するなら撥油性だけど、そういう物質があるのかは分からない。

894:名も無きマテリアルさん
10/02/09 23:12:01
XRDについて質問です。
θ-2θで、線源を動かさずに試料をθ動かすのは何か理由があるのでしょうか?


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