09/02/05 22:23:12
>>567
弾性限とヤング率は無関係だよ?
ヤング率を問題にしたのは、ヤング率の低い素材の場合には、
弱い荷重でも管壁が凹み易く、座屈を発生し易いから。
この議論には、強度も弾性限も関係無い。
ジュラルミンの既製品が強度的に耐えられていて、
CFRPの強度がジュラルミンよりも高いとしても、
(仮に)CFRPのヤング率がジュラルミンよりも低ければ、
CFRPの方が先に管壁座屈を起こす危険性があるんじゃないの?
って指摘しているんだが。
CFRPの場合にはヤング率にも異方性があり、繊維整列方向への荷重に
よっても曲げ剛さが変わる。
つまり、Z軸方向の拘束のされ方によっては、R軸方向の変形に非常に
弱くなる。
こういった議論抜きで、理想状態での強度だけを比較してこっちが強いと
いうのは非常に乱暴だと思う。