09/04/26 12:29:59
山中にお金をつぎ込むのは間違ってないが、
山中に便乗した人間にお金をつぎ込んじゃないけない
山中の成功を評価するのならば、今の山中の取り巻きを評価するのではなく、
山中のサクセスの最大のきっかけであった奈良先の人事を評価し、
そういう人事発掘をサポートしないといけない
Nanogとかの成果の後にお金を出した審査員を評価してもしょうがない
日本が負けるのは、アメリカがつぎ込む金額が一桁違うからだという
論調がよく出ているが、それは違う
一番の問題はお金の額の問題ではない
能力のある人を効果的に動かすようにしないのが問題
教授ごっこをしているだけの腐ったボスをいつまでも放置したり、
アホなポスドクにテクニシャンをつけながら優秀な若手を雑用まみれにしたり、
そういうことが問題
・独立して、サイエンスのプロジェクトを真剣に考える人間
・ボスの下、ひたすらに研究に打ち込む人間
・単純作業をひたすらに的確にこなす人間
・雑務を荷う人間
完全に分けなくても良いけど、このような立場の人たちをきちんとわけ、
ボス以外の人は3年ぐらいは余計なプレッシャーなしに仕事にまい進させなくてはダメ
ポスドクが一年契約になってしまうのは、数ヶ月でこいつはダメだと判断され、
本当にダメな人材が平気で博士号を取れてしまう現状のせいだろう
博士の審査をもっと厳しくして、PIは業績だけでなく、
これからの大きな方向性を明確に打ち出せる人を選んでいくように
していかなくてはいけない
少なくとも今の生命科学の分野には、これ以上極地集中型の予算は要らない