09/07/20 13:54:03
>>450
>CNSなんて世間一般の人から見ればどーでも良い話だよ。
その「どーでも良い話」を、行政とマスコミが連動して、すごい話に持ち上げてるのが最近の傾向。
誰かが、「いんぱくとふぁくたー」なんて言葉を官僚に吹き込んだんだろうね。
官僚が税金の有効利用を国民にアピールするためには「数字」が便利だから飛びついた。
>>451
>日本では応用研究は評価されにくく、研究者人口が少ないのだ。
最近の傾向は逆。
産業応用が素人にも説明できるような研究じゃないと評価されない。
「研究費が欲しくて方針変更した基礎の連中」も基礎のままじゃ研究費がとれないからだよ。
班会議やヒアリングの際に、
「専門的な学術的意義よりも、“○○の薬ができる”といった新聞の見出しが欲しい」
という話が出てきて驚くことがある。
>>454
>応用研究、医療への臨床研究や商品化研究となったら、厚労省や経産省の管轄になっちゃう
そうなんだけど、それが日本の弱さ。
本来は、民間に任せるべきところに、国が介入しようとする。
青色ダイオードにしても、質量分析にしても、民間主導で基礎から実用化までできたわけで、
国が介入しなくても、国際競争力があることは示されている。
国が資金的な支援をするのは悪いことではないが、
短期的利潤を求めるハゲタカファンドのようなやり方では、基礎研究も産業応用も進まない。
もちろん、官僚も様々。現場の興味や努力、苦労を理解してくれる人もいる(少数派のようだが)。
>応用を目指さない基礎研究をやってる方が楽チン
応用であれ、基礎であれ、楽チンかどうかとか研究費が取りやすいかどうかで
研究テーマを決めなきゃいけないようでは、世も末だよね。