09/07/10 17:33:59
首都圏の定時制高校生らが全国の高校生(全日制、定時制、通信制)に学費やアルバイトの不安についての
アンケートを実施しました。それによると、夜間定時制公立高校生の8割近く、全日制公立高校生の7割近くが、
高校生活の上で経済的な不安を感じていることがわかりました。また、全日制、定時制を問わず、
4人に1人が「学費のことで家族に迷惑をかけて申し訳ない」と答えています。
アンケート調査は高校生自身が実態や思いを交流する「お金がないと学校に行けないの?
首都圏高校生集会」実行委員会の高校生が友達に呼びかけ、日本高等学校教職員組合の協力で、
全国10道府県の公立の全日制、定時制(夜、昼)、通信制の1549人から回答を得ました。
夜間定時制生徒が815人、全日制生徒は366人。他は昼間定時制、通信制の生徒です。
夜間定時制高校生の12・1%が「学費が高く高校に通い続けられるか不安」と答えています。
また、全日制の22・4%、夜間定時制の20・7%が「進学できるか学費のことで心配」と回答しました。
授業料や携帯代、娯楽費などをアルバイトをして自分で払っている生徒は全日制で24%、
夜間定時制で36・8%でした。
夜間定時制、通信制では授業料を自分で支払っている生徒は20%を超えていました。