09/02/05 21:10:57
用不用説(獲得形質の遺伝)はやはり無理があるよ。
進化は何より、遺伝子が変わらなければ起こらない訳だが、
積年の望みなり、長年の同じ行為の繰り返しなりで、その習慣にプラスに働く方向へ遺伝子が影響を受けて変化する因果関係がない。少なくとも、今のところそのような現象は発見されてない。
常識的に考えても、それはありそうもないよ。
DNAの分子レベルにおける変異は、偶然の結果であり、生存に有利でも不利でもない変異しか起こらない。潜在のレベルでも、発現のレベルでも(木村さんの中立進化説)。逆に言えば、偶然に環境に適応する発現変異を得た種が生き残り、進化が成功する。