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インフルエンザ新薬に道?ウイルス増殖の仕組み発見…東京大学医科学研究所
スレリンク(news板)
ウイルス感染 たんぱく質特定
NHKニュース 7月10日 5時30分
インフルエンザウイルスの感染に欠かせない働きをするとみられるたんぱく質が100余りあることが、
東京大学医科学研究所などの研究で明らかになりました。新しい治療薬の開発につながることが
期待されます。
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授などの研究グループは、インフルエンザウイルスの感染に
どのような物質がかかわっているかを調べるため、さまざまな条件に遺伝子を処理したハエの細胞を
使ってウイルスを感染させる実験を繰り返しました。
その結果、100余りのたんぱく質がウイルスの感染に欠かせない働きをするとみられることがわかり
ました。このうち3つのたんぱく質についてヒトの細胞でも調べたところ、これらのたんぱく質を作ること
ができない細胞には、Aソ連型のインフルエンザウイルスも、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスも、
感染しなかったということです。
河岡教授は「今回特定されたたんぱく質の働きを抑えることで新しい治療薬の開発につながるのでは
ないか。新型インフルエンザに備えるためにも治療薬の選択肢を増やす必要がある」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)