08/08/06 23:46:07
渡り鳥がウイルス持ち込む 鳥インフルで調査結果
今年4-5月に、北海道、青森県、秋田県でハクチョウの死骸から強毒性のH5N1型鳥インフル
エンザウイルスが相次いで検出された問題で、環境省は6日、専門家による作業部会を開き、
感染経路について「ウイルスはガン、カモ類などの渡り鳥によって国外から持ち込まれ、国内で
ハクチョウに感染した可能性がある」などとする調査結果をまとめた。
環境省は、この調査結果や野鳥の監視強化策などを盛り込んだ報告書を今月中にまとめる。
調査結果によると、北海道の野付半島、サロマ湖のハクチョウは、北海道内で感染したのではなく、
国内の別の場所で感染し移動してきた可能性が考えられる。一方、十和田湖では、ハクチョウの
集団内で水を介して小規模な流行が発生したと考えられる。
国内への侵入経路については、人や物を介しての持ち込みは可能性が低いとした上で
(1)3-4月にかけて、ガン、カモ類などが朝鮮半島を経由して、または大陸から直接飛来して
ウイルスを広げた(2)冬季に感染したカモ類が飛来し、感染が継続していた-の2つの可能性を
挙げた。
2008/08/06 20:21 【共同通信】
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