08/07/13 19:09:08
学校閉鎖が流行遅延に有効 新型インフルで推計
三菱総合研究所は3日、東京で新型インフルエンザが発生した場合の拡大防止策として、
列車の運休は効果が小さい一方で、学校閉鎖は、流行を遅らせるとともにピーク時の感染
者を減らす効果があるとするシミュレーション結果を公表した。
シミュレーションは、千葉大などと共同で実施。JR中央線の東京から八王子まで5つの
主要駅周辺の都市をモデルに、人の行動パターンや毎冬のインフルエンザ流行状況など
を考慮して新型インフルエンザの広がりを推定。すると、住民の34%が感染し、感染は
6週間後にピークになるという結果が出た。
その上で列車の運休、学校閉鎖、ワクチン接種の3つの対策の効果を検討したところ、
列車運休は感染者が32%と対策を取らない場合とほぼ同じだった。学校閉鎖でも感染者
は32%だったが、流行開始から3週間以内に実施すれば、ピークを2週間以上遅らせ、
ピーク時の感染者も減らせるとの結果となった。
2008/07/03 20:10 【共同通信】
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