08/07/13 19:24:31
学校閉鎖で流行分散=列車運休は初期なら有効-新型インフルで試算・三菱総研など
新型インフルエンザの流行開始から4週間以内に学校閉鎖をした場合、流行のピークを遅らせたり
分散させたりできることが、三菱総合研究所、千葉大学などのシミュレーション研究で分かった。
米国の医学専門誌に3日までに発表した。
研究では、東京からJR中央線に沿って感染が広がる場合をモデルに設定し、中央線の運行停止や
学校閉鎖などの効果を試算した。何も対策を取らなかった場合、感染率は34%で、流行開始から
6週間でピークを迎えた。
これに対し、3週間後までに2週間の学校閉鎖を行うと、感染者数自体はあまり減らないが、流行の
ピークを2週以上遅らせることができた。
また、4週間後に行うと、いったん感染者が減って9~11週ごろに再びピークとなった。こうした流行
の分散は、医療機関の負荷を減らすのに有効としている。
(2008/07/03-19:53) 時事通信
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