07/11/04 01:39:41
>>79
『ワクチンも治療薬も存在せず、近代的な設備のある病院もなければ、そもそも生活圏
が衛生的でなく、各種メディアもない時代には、ほとんど対処のしようもなく、ばたばたと
人が死んでいくのも不可避であったろう。
しかし、時代状況がまったく異なるのに、そのような圧倒的相違を無視して、研究費欲し
さに学者が恫喝を繰り返す姿は実に醜悪である。』
『専門家であれば、肺炎や脳症を併発しないかぎりインフルエンザで人は死なないのを
充分に知っていながら、しかもワクチンや抗生物質の備蓄、病院設備の近代化やメディア
の発達等々をよく弁えているはずなのに、それらを敢えて無視し、《交通の大量高速化と
人口密度の過密》だけを明記して、あとは小学生的レトリックを使って《全世界で7000万人
の死者》より《さらに短期間に多くの犠牲者を出す》と狂気じみた恫喝をかける。
狼少年的専門家に税金で研究費を与え続けるのは、そろそろ止めたほうがいい。』
『個人的な愛国心』(第三章メディアを突き放す)
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『ここぞとばかり研究費が欲しい一部の専門家は、小さなリスク(相対的危険性)を、
とてつもなくでかいハザード(絶対的危険)に錯覚させようと躍起になり、「死者6億人」
などと平気で口にしてしまうわけです。』
『「可能性」という言葉は、実に危うい言葉であることを自覚しましょう。キミたちには
無限の可能性がある、というような場合、「可能性」というのは「まだ何もやっていない」
ことの別表現にすぎません。「鳥インフルエンザで死者6億人」という場合の「可能性」
は、「相手を恐喝して研究費を上乗せしてもらおう」という意思に傾きがちです。』
『リスクゼロというのは、明らかにファシズムの発想なのです。』
『世間のウソ』(第一章 <リスク>をめぐるウソ 第三話 安全性のウソ)
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