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フィリピンで感染症研究 東北大が拠点設置
東北大大学院医学系研究科は31日、2008年度にフィリピン国立熱帯医学研究所と共同で、
鳥インフルエンザやSARSなど新興感染症の研究拠点を現地に設置すると発表した。06年から
同研究所に短期出張していたが、今後研究員数人が常駐する。
近年再び流行しはじめている結核、マラリア、狂犬病など再興感染症についても調査する。
文部科学省のプログラムの一環でこれまでにも、大阪大がタイ、長崎大がベトナム、東京大が
中国など、海外での研究が広がっている。
06年には日本からの旅行者2人がフィリピンで犬にかまれ、帰国後狂犬病を発症し、死亡して
いる。東北大の押谷仁教授は「交通機関の発達で、感染症が世界的な影響を及ぼす恐れが出て
きた。フィリピン現地だけでなく、日本にも貢献できるような研究をしたい」と意気込んでいる。
2008/03/31 16:57 【共同通信】
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