08/04/11 16:24:12
ヒトゲノム:研究の長期戦略どこへ 理研の科学総合センター解散へ
人間の全遺伝情報(ヒトゲノム)を解読する国際ヒトゲノム計画に貢献した「理化学研究所ゲノム科学総合研究センター」
が3月末に解散する。産業への貢献が期待されたほど進まず、政府が独立行政法人の合理化を進める中で、
見直し対象になった。欧米でも研究方針は頻繁に修正されるが、研究拠点の解散は珍しい。研究の一部は新組織で
継続されるものの、センターとしての活動は10年間で終了することになり、ゲノム研究の長期戦略が論議を呼びそうだ。
【田中泰義、青野由利】
◆10年間で1264億円投入
ゲノム解読では、使用機器の開発などに日本人が貢献した。しかし、日本の解読率はヒトゲノム全体の1割に満たなかった。
このため「適切な時期に資金が投入されず、十分な国際貢献ができなかった」との批判が出た。
結果的に組織は解散が決まった。センターを構成する5研究チームのうち1チームが研究を終了。
他の4チームは理研の他組織と統合した新領域などとして再スタートする
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