07/06/04 22:04:49
第1098号(平成19年6月5日)
日本医師会市民公開講座
「どう防ぐ新型インフルエンザ」をテーマに
URLリンク(www.med.or.jp)
飯沼雅朗常任理事・感染症危機管理対策室長は,過去数十年の間に人に感染したことのないウイルスが,人から人に感染を起こすようになった場合に新型インフルエンザと呼ぶが,
十~四十年周期で出現してきた過去の大流行を起こしたインフルエンザはすべてA型で鳥由来であると説明.
インフルエンザウイルスは感染力が強く,病原性が高い.また突然変異を起こしやすいため,毒性の高い新型インフルエンザが流行すると死亡者が増える可能性があると指摘した.
また,インフルエンザウイルスの構造を詳細に説明し,小変異についてはワクチンが相対的に有効だが,大変異の場合は無防備であると注意を促した.
次に,岡部信彦国立感染症研究所感染症情報センター長は,鳥インフルエンザと新型インフルエンザの違いについて,WHOフェーズ分類を使って説明, H5N1タイプの鳥インフルエンザの発生状況について報告した.
日本では通常の生活をしているなかで鳥インフルエンザに感染することはまずなく,卵や鶏肉も心配はないと言われていると説明した.ただし,心配であれば,加熱すればウイルスは死滅すると,その安全性について付け加えた.