07/04/21 03:19:39
【医学】リノール酸・βカロチン・ビタミンD2にC型肝炎ウイルス抑制効果
スレリンク(scienceplus板)l50
「ウイルスを抑制する効果がある」と言うところでもはやインチキだと思う。
あくまでも増殖するための生体細胞側に何らかの作用があるのは既知だが。
これもRNA関連のインチキの一種だな。
ただ単純に、既知の生体における非特異的な防御反応を説明しただけにすぎない。
とってつけたようにC型肝炎ウイルスをからませてはあるが、
とりたてて、それに対する特有の反応でもないようだ。
特有なのは、免疫グロブリンが関与するB細胞系の液性免疫の分野なのだが。
こんなのをありがたがるのは、免疫学全般をきちんと修めてない人間達だけじゃないのかなあ。
臨床で実際の感染症を数こなしてもないのだろうし。
人の病気を対象に研究してても、実際の現場の病気を知らなきゃ、
やっぱり、ありふれたものすらあまりよく理解できてないのだろうね。
こういうのは捏造以前の、無知ゆえに恥ずかしげもなく発表できてしまうものじゃないだろうか。
まるで二次方程式の解の公式を独自に発見したと発表してしまうように。
ビタミン・カロテン類にある種の「免疫(非特異的防御反応の)」賦活作用があるのはすでにわかっているのだし・・・。
けっしてそれは狭義の本来の免疫系のほうではなくて。