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BSE検査、20カ月以下「一斉終了を」 厚労省
2007年09月11日20時02分
厚生労働省が月齢20カ月以下の牛の牛海綿状脳症(BSE)検査に対する全額補助を来年7月末に打ち切るのに対し、
一部自治体が独自に継続する方針を示している問題で、同省が都道府県などに通知を出し、
全国一斉に検査を終了するよう求めていることがわかった。
検査のある・なしが表示されれば「消費者に不安を与える」などと
同省は説明しているが、消費者の選択肢を奪うとの指摘もある。
20カ月以下の検査の全額補助について同省は、08年7月までしか予算をつけない方針。
8月31日付の通知で、補助打ち切り後に「各自治体で検査の扱いにそごが出れば、
消費者の不安と生産・流通の現場に混乱が生じる」「08年7月末で一斉に検査を終了することが重要」とした。
その理由として「『○○産は全頭検査を続けています』などと表示された牛肉が流通すると、
検査をしていない産地の安全性が劣るイメージを与える」と説明。
継続や検査結果の表示について同省は「望ましくない」と牽制(けんせい)している。