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■ワクチン新たに1千万人分 新型インフル対策で厚労省
厚労省は6日、新型インフルエンザ対策強化のため、新たに1000万人分のワクチン製造に必要な体制の整備や、
発生初期に患者周辺の住民に予防的に投与する目的で抗インフルエンザ薬タミフル300万人分を備蓄することを明らかにした。
06年度一般会計予備費約73億円で対応する。
国は現在、高病原性鳥インフルエンザH5N1型のウイルスを基に、ワクチン1000万人分を目標に備蓄を進めている。
今回、さらに1000万人分を製造するために必要な鶏卵の確保の費用として3億円を盛り込んだ。
タミフルについては治療用として07年度までに国、都道府県など合わせて2500万人分の備蓄を進めているが、
今回は予防投与分として68億円をかけ、さらに300万人分を確保する。
このほか検疫体制強化のため、防護服や検査機器などを1億5000万円かけて整備する。
タミフルについて、柳沢厚労相は「科学的な知見で安全性に問題がないという見解で、備蓄を進めている」と述べた。
(共同) 東京新聞
(2007年03月06日 11時33分)
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