07/12/26 02:50:06
鳥インフルエンザ新治療薬 「人体への効果確認」 中国紙報道
【北京25日傍示文昭】25日付の中国紙・北京晨報によると、中国衛生省と科学技術省は
24日、中国疾病予防コントロールセンターと北京科学生物製品有限公司が共同開発した
鳥インフルエンザ(H5N1型)の新型治療薬の2期目の人体実験の結果、安全で効果が
あることが確認されたと発表した。
この実験結果を受けて国家発展改革委員会は、2000万元(約3億円)を出資して年間
2000万本のワクチンを生産できる工場を建設し、鳥インフルエンザの感染拡大に備えて
ワクチン生産を開始するとしている。
世界保健機関(WHO)は、鳥インフルエンザに関してインフルエンザ治療薬「タミフル」の
早期服用が最も効果的な治療法と発表。タミフルをH5N1型ウイルスの感染者に早期に
投与すれば、死亡率を抑えられるとしているが、自傷行為や幻覚などの異常行動や突然
死との関連も指摘され、厚生労働省によると日本で今年、タミフル服用後に異常行動を
起こした患者は282人に上っている。
一方、WHOはベトナムやインドネシアで治療に用いられている副腎皮質ステロイドに
ついては「効果がみられない上、長期の服用は深刻な副作用をもたらす恐れすらある」と
警告している。
新型治療薬の2期目の実験は9‐11月、北京市内の病院で18‐60歳の男女402人を
対象に実施され、両省は「人体に効き目があり、副作用もなかった」と指摘。2005年12月
‐06年6月の1期目の実験(対象120人)に続いて効果が確認されたことから、ワクチン
生産を開始するとしている。
=2007/12/26付 西日本新聞朝刊=
2007年12月26日00時12分
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
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