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【新型インフルエンザ】公明新聞:2007年3月16日
大流行へ対策万全に 沢、鰐淵、遠山の各氏が質疑
田代公述人 十分な事前準備急げ 参院予算委で公聴会
参院予算委員会は15日、2007年度政府予算案に関する公聴会を開き、公明党推薦の田代眞人・国立感染症研究所ウイルス第3部長ら6人の公述人の意見陳述と質疑を行った。公明党からは沢雄二、鰐淵洋子、遠山清彦の各氏が質問に立った。
沢氏は、世界的に高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)がまん延し、発生の危険性が高まっている新型インフルエンザについて、国内で大流行する可能性について聞いた。
これに対し、田代公述人は、だれも予想できないが、いつ起こっても不思議ではない状況にあると答えた。
また、沢氏は、国内で大流行した場合に個人や企業、学校が取るべき対応について最も重要な視点は何かを聞いた。
田代公述人は「リスクを最低限に抑えるためには外に出ないことが大事」と述べ、そのためにも2週間程度以上の日常品や食料品の事前の備蓄が必要と指摘した。