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コイヘルペス:琵琶湖に定着か--地球環境研調査
04年にコイヘルペスの発生でコイが大量死した滋賀県の琵琶湖に、その後もコイヘル
ペスウイルス(KHV)が定着しているとみられることが、総合地球環境学研究所(京都市)
の源利文上級研究員(分子生態学)のグループによる調査で分かった。夏場には濃度が
上がり、1リットル中100万個以上に達していた。
グループは07年6月~08年12月、琵琶湖沿岸22カ所で9回採水し、KHVの濃度を
調べた。その結果、07年夏の濃度が最高で、5カ所で1リットル中100万個以上を記録。
同時期にコイヘルペスが発生した京都府北部、由良川で計測した濃度と同レベルで、
琵琶湖にKHVが高濃度で残っていることが分かった。【朝日弘行】
毎日新聞 2009年10月9日 大阪朝刊
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