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香川県報道発表資料
コイヘルペスウイルス病の発生について
発表日:2009年06月04日
高松市内の個人が自宅の池で飼育していたニシキゴイについて、へい死等の異常が見られていた
ことから、県水産試験場(水試)でコイヘルペスウイルス(KHV)病のウイルス検査を実施したところ、
本日6月4日、KHV病であることが確認されました。
1 経緯
(1)6月2日(火)午前に、高松市内の個人より水試に、自宅の池で飼育しているニシキゴイのへい死
が続くため検査をしてほしい、との電話連絡があった。
(2)同日昼、水試及び水産課職員が現地に赴き状況を調査したところ、すでに40尾ほどが死亡、埋
却処理されており、KHV病の疑いが強いことから、池から検体として3尾を採取し、水試に搬入して
KHV病のウイルス検査に供した。
(3)6月3日(水)午前、本人宅横の排水路から下流につながる水路の状況を調査し、異常のないこと
を確認した。
(4)同日昼、一次検査結果が判明し3尾ともKHV陽性だったことから、二次の確定検査に供した。
(5)直ちに、再度本人と面談し結果を伝えたところ、自主的に池からの排水を止めた。さらに二次検査
でKHV病が確定した場合の法手続き等を説明したところ、本人から「直ちに自主処分したい」との申し
出があったため、同日午後、水産課職員立会いのもと、本人とともに、生き残っていた43尾を全て本人
所有の畑に埋却処理するとともに、池に塩素剤を投入して消毒を行った。
(6)本日、6月4日(木)昼前、池から採取した3尾の二次検査の結果が判明、再度KHV陽性が確認さ
れたことから、KHV病と確定した。
(7)なお、本日午前、処置状況の確認と感染経路の調査のため、本人宅での詳細な聞き取り調査を
実施するとともに、念のため、近隣の水路に生息している天然ゴイを探して5尾捕獲し、水試に搬入し
て一次検査に供した。
URLリンク(www.pref.kagawa.lg.jp)