09/01/14 01:50:49
「発病した場合の致死率は100%である。」
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これは完全に間違いである。
発症しても重症化させないでおけば(急激な水温の日差変化を避ける、給餌の中止、
増殖至適水温20~25℃をはずす、などの措置)、発症後約2週間(感染から約3週間)で
快方に向かう。救命率も80%以上は確保可能。但し、年齢によって、耐性もしくは重症度
が異なる。多年であればあるほど、未経験の免疫未獲得個体は重症化する。当歳魚は
比較的軽症もしくは無病で済ますことができる。(水温26~30℃程の環境条件)
個々の症状、病態に関しては、従来から既知のいわゆる風邪引きの症状と全く同様である。
少数の飼育で起こった場合は、従来から経験の病状であるとして、KHV病であるとは
気付かれないまま、馴致耐過免疫獲得にいたっているものと思われる。
要は、未経験のものをいかに感染経験させて軽症耐過で免疫をつけておくか、それが
この病気の適正な対処法である。よって、ウイルスが検出された場所の個体群や感染経験
をしたものを根絶殺処分処理をすることに、何ら疾病対策上の合理性はない。