08/08/22 17:44:32
岐阜県 記者発表資料
コイヘルペスウイルス(KHV)病の検査結果について(第62報) 平成20年8月18日
県内におけるKHV病の発生については、平成15年11月19日の初確認以来、これまでに61回に
わたって記者発表を行ってきたところですが、今回、新たにKHV病の発生が確認されましたので、
その概要について次のとおり報告いたします。なお、今年度、KHV陽性と診断されたのは、これが
4例目です。
1.検体の種類及び検査結果
平成20年8月11日に、恵那市内の個人池で死亡魚1尾と瀕死魚1尾からの計2尾のコイから、
検査用サンプルを採取し、県河川環境研究所で一次診断を実施したところKHV陽性と診断され
ました。
この検体について、(独)水産総合研究センター養殖研究所へ確定診断を依頼したところ、
8月18日、陽性と診断されました。
2.陽性と診断されたコイの状況等
当該池では8月6日からコイが死亡するようになり、8月11日までに6尾のコイが死亡したため
通報がありました。
当該池では7~8年前から錦鯉13尾、マゴイ2尾を飼育しており、これまでに他からのコイの
導入はありません。
この池の飼育水は近くを流れる用水路を使用しておりますが、水源となっている河川では
KHVの発生は確認されておりませんが、この用水路沿いの他の民家の池でもコイの死亡が
あったとの報告もあり、現在、感染経路の調査を実施しております。
URLリンク(www.pref.gifu.lg.jp)