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那賀川水系でコイヘルペス 桑野川、死骸から陽性確認
2008/07/19 10:06 徳島新聞
徳島県は十八日、那賀川水系の桑野川(阿南市)から回収したコイの死骸(しがい)から
コイヘルペスウイルス病の陽性反応を確認したと発表した。那賀川水系で確認されたのは
初めて。
この日、国土交通省那賀川河川事務所から那賀川水系の桑野川と岡川(阿南市)でコイ
が死んでいるとの連絡を受けて調査したところ、桑野川の下流約二キロ区間で約百匹、
岡川でも三匹死んでいた。
県立水産研究所の一次診断で陽性反応を確認。近く水産総合研究センター養殖研究所
(三重県)にコイを送り、確定診断する。
コイヘルペスウイルス病はコイのみに感染する病気で、他の魚や人に感染することはなく、
感染したコイを食べても人体に影響はない。ただ、他水系などへの感染を防ぐため、那賀川
水系で捕ったコイを持ち出さないよう呼び掛けている。
県内では、二〇〇五年に吉野川水系の旧吉野川などで約一万匹、〇六年に同水系の
江川で約四百八十匹がコイヘルペスウイルス病で死んでいる。
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