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>>315
『1990年代初めに私は、英国に戻り、ダービーで発電所から排出されるいらなくなった温められた水を
活用して、魚の生産を始めました。私は、英国のスーパーマーケットのための食用魚、主にテラピア)と
観賞魚商売のための錦鯉を生産いたしました。
日本から新たに親鯉を取り寄せ、イスラエルで鯉の産卵施設でみよかせた稚魚を英国の自分の養殖場
に取り寄せました。1996年、8月中ごろ、英国の私の養殖場で、すべての鯉が不可思議な病気で死亡
してしまいました。他の養殖場から、自分の所へ間違って移入された10日後に魚が死にはじめ、その後
2週間で全滅してしまいました。この病気のために、英国の養殖場は1997年の初めに閉鎖しました。』
『1990年中ごろ以来、毎年夏の期間に“池の鯉が全部死亡した”という報告が、鯉業者におおくなされる
ようになってきました。そして、それは2003年の夏にピークに達しました。その夏は、例年になく、大変
暑い夏でした。 』
『1996年、ダービシャー県においての養鯉場の経験について
1996年8月にKHV問題が、ダービシャー県の私の養殖場で発生しました。水温は、24~28度でした。
この養殖場では、以下の種類の魚類が真鯉と錦鯉と一緒に同じ17トンの容器(タンク)の中で飼育され
ていました。テラピア、金魚、スタージとオーフ(金色のトラウト)です。(300トンの水量)。私は、真鯉と
錦鯉の泳ぎ方が普通ではないことに最初に気づきました。それらの魚は、元気がなく水中に浮遊して、
流れに向かって泳ぐことが不可能でした。これらの魚を顕微鏡で検査したところ、トリコヂナがたくさん
発見されました。そして、いくつかのタンク(池)で、この病気に対する処置がなされました。2日後に
死亡が始まり、体表とえらの部分に於いて、たくさんの粘膜が失われている状態を示していました。
薬浴したタンクと薬浴をしていないタンクの両方ともにです。死亡は、鯉だけに見られました。他の種類
の魚は、一匹も感染している兆候は見られませんでした。トリコヂナさえでもです。』