07/08/18 19:22:27
日本の研究者は約80万人
そのうち約50万人が企業の研究者
大学や独法研などの研究者は約30万人
実は、この数字は博士後期課程の院生が含めたもの
博士院生・ポスドク・任期助手などを除いた
パーマネントの大学教員は、約15万人
年間平均で空くアカデミックポストの数は、約0.4万人
一方、博士取得者は年間2万人程度
よって、すべての分野を平均すれば5人に1人は、
アカポスに最終的に就ける可能性があるが、
特定分野に博士取得者が集中しており、
50人に1人もアカポスに就けない分野もある
例えば、理学部の教員は2800人だが、
博士課程の入学者は毎年2000人程度
毎年100にも満たない理学部の空きポストを巡って、
2000人が競争している(約20倍)
結局、大部分の博士(理学)は、ポストの多い医学系や工学系や、
新設のカタカナ学部などに逃げていく
しかし、それでも収まりきらない