04/08/28 11:26
3点目として、罰を受けるのは最終的な局面でそれにいてるまでのいくつかのステップがあると思います。
これを見てください、まずはじめは捏造の可能性の示唆ですね。
URLリンク(www.trc-net.ne.jp)
ベル研究所の若き「天才」研究者の没落より
ところが今年の4月になってアメリカのある研究者が、
Natureに掲載された分子スイッチに関する論文に載っているのと同じ図面(グラフ)が、
発行されたばかりのScienceに掲載のまったく別のデバイスに関する論文にも載っていることに気づきました。
また、5月9日にはコーネル大学のマッキーン物理学教授が、ショーン博士が発表した別の複数の論文中にある図面を、
比較検討して明らかな重複があることを発見しました。
次のステップとしてはこの捏造の可能性を告発し、正しい評価を下すことです。
同教授は翌日ベル研究所にこの事実を連絡し、
同研究所はマッキーン教授以外からも続々と寄せられた「データねつ造疑惑」を調査するために、
スタンフォード大学のビーズレイ教授(電気工学)を委員長とする独立の調査委員会(5名)を発足させました。
ここが日本における最大のガンになっていることはほぼ間違いはありません。
日本では告発した人間の方が捏造した人間よりも組織の中でやりにくい思いをすることが多いようです。
Nature自身が取り上げている記事と、引用しておきます。
URLリンク(www.natureasia.com)
研究データの誤りを調査する制度が日本国内で慎重に検討されている?
そして告発が受け入れられ、正しい評価組織がくみ上げられれば、
その後は科学者のルールによる処分が下されるというのは、みなさんも知るとおりだと思います。
この一連の流れの中で政府機関が関与できるのはどこでしょうか、
また、現在の枠組みはこの流れを円滑にするどころか、よどんで不透明にしている可能性はないでしょうか。
みなさん、議論をどうぞ。