02/04/01 20:16
>>66
イカだと海水を噴出することで推進力を得ているわけだけど、アノマロカリスの場合は?だな.魚みたいな流線形になっているわけでもないし、俺にはむしろアメフラシみたいな生き物を連想させる.
グールドは「ワンダフルライフ」の中でカンブリア紀の動物の遊泳力などの運動能力について過大評価している傾向がある.これは恐竜の習性にも言えることで、アメリカ人らしい誇張的な表現だと思うけどね.
カンブリア紀にはクラゲみたいな浮遊性の生き物はいたけど、現代の魚のような素早い泳ぎ手はいなかったと思うよ.
魚にしても最初の1億年ぐらいは動きの鈍い動物だったし、鱗がうすくなって今のような素早い動きが出来るようになったのは出現してから4億年以上もたってからだよ.
水中を自由に素早く泳ぎ回るというのは、そんなに簡単に獲得できる習性ではないし、エネルギーに見合った見返りがないと意味がないんじゃないか?
餌が動きの鈍い生き物ばかりなのに、捕食者だけが異常に素早いというのは奇妙な光景に思える.