10/07/08 15:18:14 LARYEegR
>>323
原子炉毎に化学処理プラントを建設するよりも1カ所に集約してまとめて処理する方がコストは低廉になる。
常識で考えれば分かるはずだが。
> 黒鉛ブロックの交換も必要ならやれば良いです。再処理工場と比較すると桁違いに安価でしょう。
「必要ならやればいい」では何の提言にもなってない。
交換によりコスト負担が大きくなり稼働率も低下する。これはトリウム熔融塩炉研究者も認識している問題。
もっともトリウム熔融塩炉に併設する連続化学処理施設に比べるとそれでも桁違いに安いのは事実だろうが。
> 黒鉛だけで減速しない炉の概念も私は明らかにしています。
過去レスで既に否定されてるではないか。
そもそも学術的裏付けがない一個人の着想は残念ながら根拠にはならない。
> キセノンの除去などができますので燃焼度は固体燃料炉とは比較になりません。
固体燃料炉でもキセノンを除去することは可能。
現状の燃料棒の上部には気体生成物を格納するスペースが設けられており、漏れないよう管理されている。
また被覆金属の結晶サイズを大きくすることで燃料ペレットから極力気体が出ないような工夫もしている。
つまり核毒キセノンを除去するメリットよりも、炉内を汚染させない方を優先しているわけ。
炉内をクリーンに保ち、廃棄物は燃料棒交換時にまとめて除去できる方がいいという考え方。
どうしても原子炉稼働中にキセノンを除去したければ燃料棒の構造を変えれば軽水を通じて除去可能。
だが世界の原子力開発者は誰もそんな選択をしてないだけ。