10/02/05 07:34:45 Priwtdvb
>>875-887
「まともに動かないようなカム機構を出願した」と、解明されてしまった時点で、もうこの件は議論をする必要もないものかも知れない。
しかし、こんな「機構学さえ無視したような特許」でも、引き受ける弁理士は、かなり痛い存在と言えるかな。
カム機構には、【 許容される、圧力角 】と言うものが存在する事さえ知らないんだから、困ったもんだよ。
カムの基本
URLリンク(hp.vector.co.jp)
圧力角 (略)
圧力角が小さいほうが効率が良くなります。
圧力角が 0°というのは、従節の運動方向角とカム軌道面接線方向角とが一致する事になるので、摩擦はありません。
一方、圧力角が90°というのは従節の運動方向角とカム軌道面法線方向角とが直行してしまうので、機構として成り立ちません。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
一般に圧力角は従節が直動の場合 30°、揺動の場合 45°程度が限界の目安とされています。
カ ム の 理 論
URLリンク(www.kumagaya.or.jp)
圧力角、曲率半径
圧力角とはカムと従節との共通法線方向が従節の運動方向に対する角をいいます。
一般には圧力角の限界値は直動で30度、揺動で45度以内といわれています。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (略)
カム 圧力角
URLリンク(www.google.co.jp)
☆ 今回の発明は、クランクが真横になった時【 圧力角が 90度 になるような構造 】なので、まともに動かない事が証明されたわけです。
☆ 以前の「可変ミラーサイクル」とかも、特殊なカム機構を提案していましが、カム機構についての勉強はもっとして欲しいと思いました。