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≡≡ 面白いエンジンの話-4 ≡≡ - 暇つぶし2ch655:躊躇の天才
08/09/21 21:28:48 LBna6f+O
>>642
大型船舶用等の超ロングストロークユニフローは弁式であり、潤滑オイルが排気と触れる心配の無い構造です。
対向ピストン式の場合、排気ポート側のクランクを潤滑したオイルが排気ポートに流入しないようにするには
・高温の排ガスがクランク室に吹き込まないようにするにはピストンスカート等で塞ぐ必要があります。
掃気側もポート流入問題がありますが、大型船舶用等はクロスヘッドを使っているので条件が違います・・・。

>>643
> シリンダライナーの円周上にインジェクター用の穴を空けているが、そこから裂けないのだろうか?
> ロータリーエンジンはもっと大変じゃな。

ロータリーがあの「オムスビ形の・・・」なら、理由が違います。対向ピストン式エンジンの場合、両方のピストン
のサイドスラストに起因する力がシリンダに掛かり上下に引っ張られる形になります。高温になる部分に、
応力集中しやすい小穴があいてるのだから、冷却とクリープに気をつけて作らないと・・・。
ちなみにロータリーで熱的に一番厳しい位置は、火炎が伝播し燃焼が進行する、下側プラグより少し下。

> 掃気側は掃気によって冷やされるが、排気側はそれもなく、オイルジェットによる冷却も見込めないから。
> ロータリ(ry

ロータリーのローターはオイルジェットで冷やされてます。エキセントリックシャフトから、ローターの歯車が
付いてない側にある穴へと吹き込まれ、そのオイルはローターが移動する時につけられた慣性でエンジンの
中央へと向かい、インターメディエイトハウジングの穴を通ってオイルパンへと戻ります。
ローターは排気の次の工程で吸気に触れ、冷やされてもいます。


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