08/10/18 07:56:52 YRJb6eSS
>>56-58
> 自動車~建設機械位に適用出来るサイズの構造に限定してみると、膨張比 14程度が
『 膨張比 14 』と言う値は、素人的には、意外と低い値だなぁ、と言う感じはしていましたが、
断熱膨張であると考えると、膨張前の圧力と膨張後の圧力は、大きな比率となるのでしょうね。
> 圧縮比は 16.5 ある。と言う事は、まだまだ摩擦で損をしていて、低圧縮比化で熱効率改善
ディーゼルエンジンは、高い圧縮比で、「高温の燃焼環境」を作り出し、例え粗悪な?燃料でも、
燃やすことが出来たわけですが、低圧縮比化しても、「高温の燃焼環境」を実現する方法として、
例えば下の、【 バーナーサイクル 】などと言う方式も、使えるのではないかなと思いました。
≡≡ 面白いエンジンの話-4 ≡≡
スレリンク(kikai板:454-番)
454
英はバーナーサイクルという変わったエンジンを大戦中に作りました。
(フォークランドで英原潜がアルゼンチン巡洋艦を撃沈したときに、この魚雷を使ってます)
461
バーナーサイクルは 事前に暖めた空気で内燃機関(ディーゼル)を回すというものです。
空気タンク→事前燃焼室→高熱空気をディーゼルにという流れです。
確か数%ほど先に燃やすことで、エンジンの吸気温度を大幅に引き上げ
ディーゼルの圧縮比を上げせずに良好な着火性能を得られるというのが理屈。
463
今回とエンジン形式は異なりますが、戦車用などに「ガスタービンエンジン」が使われておりますよね。
このエンジンこそ、正に【 吸気を暖めてから使用するエンジン 】と、言えるのではないでしょうか。