ノンスロットル可変動弁機構at KIKAI
ノンスロットル可変動弁機構 - 暇つぶし2ch44:にゃんにゃん
08/05/13 20:28:02 60Qen5An
ミラーについてはスレ違いのようなのですが、もう少しだけ書かせてください。
(これで終わります)

オットーの問題は、前にも書いたように膨張比が小さいこと。
つまり燃焼室容積が大きいので、そこに入る最大吸気量※も多く、大きな
爆発エネルギーが生じること。そのため、膨張行程が終わっても、
ガスの圧力、温度は高く残存エネルギーがあるのに、排気弁が開いて
しまうので、そのまま残存エネルギーが大気に放出されることだ。

元々の爆発エネルギーが大きすぎることが問題なのだから、最大吸気量
を制限して、エネルギーを小さくすれば、膨張行程が終わったときの
残存エネルギーは少なく(爆発エネルギーが効率よく運動エネルギー
に変わってしまったということです)、エネルギーの変換効率が高い。
また、排気ガス温度は低めになるだろう。

ミラーとは、最大吸気量を制限し、それに合わせて燃焼室容積を小さく
したものだと思ったわけです。

※最大吸気量:ガソリンエンジンではスロットル開度によって吸気量が
変化します。ここではスロットル全開での吸気量ということを意識して
いるので、最大吸気量という言葉にしています。

ミラーとスロットルレス(アトキンソンですか)の違いは、後者は
可変バルタイによって吸気量を変化させ、スロットルによる
ポンピングロスを減らすことが主目的なんじゃないでしょうか。
燃焼室容積はオットーと同じでもいいし、ミラーと組み合わせて
小さくしてもよいと思います。(メーカーは特に区別してない
みたいです)



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