08/12/03 00:40:50 IT/a4hOi
バルブリフト制御の場合、出力を下げようとするとバルブがカムの頂点で短時間しか開かない。
そのためシリンダー内の流速も下がってしまい燃焼速度が落ち、アイドリングが安定しない(つまりエンスト)欠点がある。
混合気循環サイクルなた大量にすいこみむのでその問題も無い。
通常のSIエンジンでアイドリングする場合、スロットルはほぼ全閉なので大きな負圧が発生する。
その負圧に逆らってピストンを下死点まで押し下げるエネルギーをクランク軸に供給するのがフライホイルの役目。
ディーゼルでは縮時比が大きいので、さらに大きなフライホイルがついている。
混合気循環サイクルエンジンでは、アイドリング時に大きな慣性が不要になるのでフライホイルが軽量化できる。
このことはエンジンの軽量化だけでなく、フライホイルの加速に使うエネルギーを減らすことにつながり大きな燃費向上の効果がある。
大衆車に草レーシングエンジンのようなレスポンスを持たせることもできるだろう。
セルモーターもワンサイズ軽量化できそう。
混合気は循環するが燃焼した分だけ減少し排出される、そしてエンジンは同量の空気を吸入する。
つまり、エアフローセンサに応じた燃料を噴射すればOK。