08/11/30 19:45:04 c0vlKNYl
一応図にしてみた。シリンダーごとに一つある流路切り替えバルブにより動作モードを切り替える。
オットーサイクル動作
インマニーーーーーーー→ミラーバルブ(タイミング可変)、慣性過給制御を行う
| 閉じ時期は低速時は180度、高回転時は270度くらいまで遅くする。
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ーーーーー→吸気バルブ(タイミング固定)
↑
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ミラーサイクル動作
インマニーー
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ーーーーーー→前行程(吸気動作)にあるシリンダー、
↑ 圧縮行程でミラーバルブから吐き出される混合気を吸い込む
↑
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インマニーー ↑ーーー←ミラーバルブ(タイミング可変)、遅閉じによる混合気残量制御により出力制御
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ーーーーー→吸気バルブ(タイミング固定)
↑
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↑ーーーーー一つ先の行程(爆発)、でもバルブが閉じているので影響なし
正しくはミラーサイクルとは違うが、ミラーサイクルの吐き戻しを利用するのでミラーサイクル、ミラーバルブと便宜的に呼ぶ。
混合気がシリンダー内を通るのでガソリンが完全にガス化する、温度が上がり体積効率が落ちるが、もともと出力を絞るための動作なので問題ない。
今まで存在しなかったのは、一つ前の行程の吸気バルブに余剰混合気をバイパスすることに気が付かなかったのだと思う。