06/10/13 22:47:37 XR2rhKSD
>152
えーとつまり、↓のレスに対する回答が欲しい訳ですね?
≡≡ 面白いエンジンの話 ≡≡ レス#300
スレリンク(kikai板:300番)
>現在広く用いられている「復水循環型ボイラ」の場合、
>ボイラに圧力を提供するのは給水ポンプの仕事による。
本来なら向こうのスレで質問して欲しかったところではあるのですが、
せっかくなのでどういうことなのかご説明しておきましょう。
苫小牧高専ホームページ、「蒸気原動機 (熱エネルギシステム工学)」から。
URLリンク(www.tomakomai-ct.ac.jp)(3).files/frame.htm
下の「ランキンサイクル」をクリックすればランキンサイクルのp-v線図が出てきます。
この図で、タービンが仕事を取り出す行程は2’-3の部分になります。
ご覧の通り、タービン内は断熱膨張行程であり圧力は低下します。
このため、タービンを出てきた蒸気(ないし水)を復水した後に再びボイラーに送る場合、
ちょうど4-5の行程の通り水に圧力を加えて圧入しなければなりません。
逆に言えば、給水ポンプの圧力がボイラ内圧力の発生源になる訳ですね。