07/05/10 20:04:53 Jv6kX2b/
>>826-848
>>885
ちなみに、下のバルブ駆動方式は、トヨタのエンジンに採用されているものらしく、低速回転の場合は、
カムとロッカーアームの間に「隙間」を設け、反対に高速回転の場合には、スライドする「コマ」により、
カムとロッカーアームの間のクリアランスを無くし、バルブのリフト量を高くするように作られていますね。
LS THE ELISE’S ENGINE
Celica Engine Timing and Lift Characteristics (上から2番目の図になります)
URLリンク(www.lotusofscottsdale.com)
このような機構が既に採用されている以上、少なくとも低速回転の場合、カムとロッカーアームの間に、
隙間を付け、バルブリフト量、バルブ開き角度、そして今回の場合は、バルブの位相角度も共に、
一括して可変にすることも、技術が存在し上手く設計することが出来さえすれば、可能と言えそうです。
ただし機構中にクリアランスを必要とする以上、前出の「ラッシュアジャスター」の機能は、高速側には、
効果はあるものの低速側ではその効果も働かず、多少のバルブ騒音は発生するのではないでしょうか。