06/04/13 08:40:41 ambhdrt5
>>778 > ミラーサイクルの定義は、閉じ角から何度以上からミラー、何度以下は普通などあるの
これはあくまで、個人的な感想なのですけど、「ミラーサイクル」などの比較的新しい技術は、
古くに規定された現在の排気量規則の、【 法律の枠を超えたところにある新技術 】なのだと、
そう考えた方が良いのではないかと思われます。
ウィキペディア 「 排気量 」
URLリンク(ja.wikipedia.org)
排気量 (はいきりょう) とは、エンジン(特にレシプロエンジン)の大きさを示す数値である。
エンジンのシリンダー内でピストンが上下する範囲の体積を行程容積といい、
この値とシリンダーの本数の積が総排気量となる。
例えばもし、この上の記述が「排気量に関する法律上の定義」としても正しいとすれば、
排気量(実際は吸気量)とは、【 ピストンが上死点から下死点に動くまでに吸い込む吸気の量 】
と言え、厳密に解釈すれば、どこでバルブをどこで閉じようが関係ないことになってしまいます。
もっと例えを広げれば、「早閉じミラーサイクル」においては、バルブを標準より早く閉めることで、
下死点における吸気量(吸気圧)を少なくし、もしそれが【 小さな排気量のエンジン 】だと、
認められるのであれば、過給機付エンジンの場合は、一体どう考えれば良いと言うのでしょう。
良くご存知のように、過給機は吸気の圧力を高め、下死点の吸気量(吸気圧)を多くすることで、
標準のエンジンより、大きな出力を発生させることが可能なエンジンです。
しかし吸気圧力を上げると言う、【 ミラーサイクル」とは全く反対の行為 】を行いながら、
「こちらの場合は排気量が大きくなったとは認めらない」と言うような矛盾が、
上の排気量の定義を厳密に解釈するなら、生じてくることになります。
これは、法律的に言っても、大変な矛盾だとは思いませんか。?? 但し「アトキンソンサイクル」
の方は、吸気工程のみ、実際に動くピストンストロークは短いので、この排気量に関する問題は、
存在しないと言えるのでしょう。 ( 以上、c (・。・)っ ちゃんが、書きますた。)