08/11/05 20:41:46 y9blV60q
レビン社で検索しても小型旋盤しか見つからなかった。機械振興協会技術研究所の加工データのPDFファイル中で
使っているのがそうらしい。たまたま私の明けた孔径φ70μと同じ事例が紹介されていたので気づいたことを書く。
URLリンク(www.techno-qanda.net)
この事例ではステンレスにφ70μ 深さ0.4ミリの貫通させている。私がやったのは同じ径で深さ1.8ミリの貫通。
使った機械は謎の中国製で\5万円台の超安値品。主軸は可変速だが全ての精度が悪い。つまりガタのあるホビー用。
一方このPDFデータの方は精密旋盤を使って市販のドリルで明けている。彼らはワークとドリルの同心度が高く剛性もなくてはならない
という呪縛にかかっている。ドリルをフリーに(剛性を敢えて下げる)すれば自ずと芯に収束してくれる点を見逃している。
あまり書きたくないのだが、私のはドリルの保持はナント収縮チューブである。トルクは微小なのでそれで十分耐える。また
剛性がないので収束してくれる。逆転の発想というべきか。他にはいろいろな工夫もあるが要はガッチリと高剛性で固めるだけが
方策ではないということ。工夫次第でオンボロ旋盤でも実用になる。