ドリル刃研削をグラインダーで完璧に出来る奴いる?at KIKAI
ドリル刃研削をグラインダーで完璧に出来る奴いる? - 暇つぶし2ch409:検証家
08/10/04 01:23:24 gfcWrakt
プラ用の砥ぎ方は諸説あるだろうが、
1 にげ角を弱めにする----ナイロン、ポリエチの軟質材へのドリルが食い込いこみを防ぐ。アクリルは抜け際での欠けを防ぐ。
2 先端角度を大きく(フラットに近く)する-----キリコがフルートに沿って上がるようになるので内面を擦りにくくなる。
3 シンニングを付ける------キリコが連続しやすくなるので途中で詰まりにくくなる。
4 刃の稜線は直線でなく富士山型にする-----これもキリコが排出しやすくなる
5 チゼル中心をずらす-----孔が拡大するので精度は落ちるが面粗度は上がる。
6 思い切って先端以外を細くする-----ランドが擦らなくなる。

砥ぎ方以外の案
7 プラ専用ドリルを使う------普通のドリルは2条だがプラ用は1条になっている。キリコが連続して安定する
8 木工用1条ドリルをプラ用に研ぎ直す------先端がネジになっているのでここだけを改良する
9 材料の軟化を防ぐため液冷する(ドライを避ける)。またはエアーブローをしながら明ける
10 薄いならロウソク砥ぎがいい。薄板は下にあて板を敷く 1Dぐらいまではローソク砥ぎでも逝ける。
11 レアー技 抜け際で逆転させる。あて板もプラ用のドリルもないときにアクリル板にあけるときの抜け際で逆転させると欠けない。

プラにもよるが軟質材や木材はドリル径より小さく明く。これは径方向に材料が弾性で逃げるためで、また加工点の温度があがり
その点を過ぎると収縮に転じるので、ドリルを締め付けようになって悪循環になる。

これらはボール盤での話。NCは低速高送りの方がいいときがある。

410:名無しさん@3周年
08/10/04 09:37:32 oYGOKXQZ
>>409
すくい角も検討してみるべきだと思うよ。
ちなみにアクリルの場合、すくい角0°~3°程度。花鰹状の切り粉で抜け際の食い込み無し。
当然敷き板不要。

411:名無しさん@3周年
08/10/04 22:29:47 QX0VSspS
まだまだ

常識は捨ててもいいかも知れませんよ
それも思い切って

じじい

412:名無しさん@3周年
08/10/05 00:22:50 mn+QZFAh
>>181検証家

>酔歩

とはなんだ?

413:名無しさん@3周年
08/10/05 01:51:14 lqwarv/e
酔歩でググれチンカス

414:名無しさん@3周年
08/10/05 03:05:46 mn+QZFAh
シナチク語か?w

415:検証家
08/10/05 04:08:24 hKkCEgAn
酔歩とはふらつきながら歩くように工具がワークに接したときに振れ回ること。これはエンドミルでも起きる。
細いエンドミルを長~く突き出して軽くナメると左右に揺れながら進む。微細エンドミルでは剛性がないために顕著に起きる。
超音波をかけながら切削すると酔歩が消え理想の軌跡を描くようだ。(工具かワークのどちらかが超音波振動していればいい)

ドリルに話を戻すとチゼルが点であればそれは起きない。ロウソク砥ぎがそうだが、一般のドリルでも富士山型に研いで
シンニングを付けると収まりがよくなる。

416:名無しさん@3周年
08/10/10 21:57:40 Yuiu6YLD
ドリルが逝ってしまいました。まだまだ精進がたらかったっす逝っていますorz

417:名無しさん@3周年
08/10/10 22:00:00 Yuiu6YLD
↑タイプも抜けが・・・orz
逝きます。探さないでねorz

418:名無しさん@3周年
08/10/14 21:45:20 9//WgU4f

62 :名無しさん@3周年 :2008/10/10(金) 22:58:26 ID:bVY3lw+K
ポリカもそうだが、プラはクラック、欠けが出やすい。
そんなとき、ドリルを段研ぎにしてやってみ
芯太さと、外径の関係は、さまざま試してみて。
0.8dくらいかな?
これはかつて、茄子テックの親父さんから教えてもらったもんでね
皆も応用よろしく

じじい

スレリンク(kikai板)n62

419:検証家
08/10/17 00:28:47 C6dW5rg6
↑段付きも一案だが、段付きの凸状の段差を次第になだらかにしていったらどうなるか。富士山型になるのだ。凸→人 こんな感じ。

どこが普通のドリルと違うのか。肩(外周部)の逃げ角を浅くできる点だ。逃げ角が浅いとそこで送り速度が犠牲になるので
貫通時間が遅くなる。しかし欠けが出ない分トータルでは速い。

JIMTOFがそろそろ開催される。ドリル研磨機も多数でるが、総じて逃げ角は同一角度の機種が多い。NC機なら独立に設定できるだろうが
ほとんどが切れ刃は直線、逃げ角は一定である。シンニングが付いていてもこれらの弊害は残る。

この点が売る方も分っていない。(仮に分っていてもコスト的に作れない) このカキコのように展示会ではノーガキを垂れてくるのだが
「使ってもいないのに何であなたはそう言うんですか」と嫌われる。「見れば分る」と言って更に嫌われる。

マイクロマシン展では微細ドリルが得意な某社と話したが、営業マン曰く「微細だからと言って回転数はあまり関係ないですネ」
おうアンタ良くわかってんじゃないの、実はそうなのだ。微細ドリル=超高速回転というのは机上論に過ぎず、それが通じるのは
プリント基板ぐらいのもので、実際はそれほど速くない。加工屋にとってはタクトを上げるより「折れないこと」が重要だから。

420:検証家
08/11/03 23:35:12 Eb//6Mc5
JIMTOFへ行ってきた。ドリルの再研磨機は枯れた構造からか特に進展はなかった。
形状は定圧駆動のボール盤には適さない、定量送りであるNC用の砥ぎ方が主流なのはこれまでと同じ。

大学の発表コーナーにドリル形状と三角ビビリ(食い付き時)についてのテーマがあったが、まるでドリルを分ってない。
本スレを読んだ方がためになる。なぜそれが生じるか、回避方法などはこのスレに書いてある。

7時間見たが見切れず富士山型のイエスツール社も捜せなかった。ドリルの説明員も営業マンであり職人ではないので
突っ込んで聞いても意味がないので今回はサラリと流した。

余談だが森精機で主催している「切削加工ドリームコンテスト」を見ていて私のやった製品なら賞はとれるだろうと思った。
切削だけで380ミリの紐状の異形断面を5μの精度と高い面粗度を達成している。機上工具研削と機上計測を付加してやったものだ。
しかし大手の開発品目なので外部に出せない。この断面形状がバレたなら大変なことになる。エントリーもできない。残念

421:検証家
08/11/04 00:16:19 TOKNeTTj
ドリル系に限定して書くと、ガンドリルマシンのメーカーにφ1ならどのくらい深く明けられるのか聞いてみた。
数十ミリとのこと。これはチト短すぎる。私はφ0.3で60ミリ(アスペクト比200)は既に達成している。

φ1なら1mはできる。(ア比1000) その専門会社はガンドリルの古典的な形状の呪縛にかかっていてブレークスルーがない。
既にその刃先の図面はできているが装置が大掛かりになるのと、深孔加工で飯を食うつもりはないのでペンディングにしてある。

ドリル形状も大事だがキリコをどう処理するかがキーになる。その対策はマル秘。ヒントを書いただけで勘のいい人は分る。
日立ツールがマイクロドリルの深孔用で賞をとったが、キリコの排出に革新的なアイデアがあった。実はそれを既に私はやっていた
発売されたので既知となったが、超深孔には適用できない。いづれプレス公開するつもりだが、そのときは私が誰だかバレてしまう菜。

422:検証家
08/11/05 02:21:28 PMWii8UQ
消化不良のカキコになってしまうが、超精密ボール盤をネットで発見した。普通の手動送りタイプだがφ25μまで明くという。
紹介したいのだが、当方も微細でメシを食っているのでメーカー名は教えたくない。

いづれこのコンセプトのボール盤は作ろうと思っていた。NCでなく手送りでφ20μぐらいを明けるにはブレークスルーがいる。
消去法で不安要素を除いていくと自ずと構成が決まってくる。発見したのは私の案と同じ機構になっていた。
先人がいたのでガッカリしたのと、同じ機構に辿り着いたことの安堵感と悲喜交々である。

当然高そうなので買わずに自作するが手送りでφ10μは逝けそうだ。
(なんとその専用ドリルの刃先も私とほぼ同じ形状。 折れにくく研ぎやすく低スラストを追求するとこうなってしまうのか)

423:名無しさん@3周年
08/11/05 09:21:20 9ucQ+WGe
超精密ボール盤っていうとレビンくらいしか知らない
じいちゃんがやってる商社で扱ってたと思う




424:検証家
08/11/05 20:41:46 y9blV60q
レビン社で検索しても小型旋盤しか見つからなかった。機械振興協会技術研究所の加工データのPDFファイル中で
使っているのがそうらしい。たまたま私の明けた孔径φ70μと同じ事例が紹介されていたので気づいたことを書く。
URLリンク(www.techno-qanda.net)

この事例ではステンレスにφ70μ 深さ0.4ミリの貫通させている。私がやったのは同じ径で深さ1.8ミリの貫通。
使った機械は謎の中国製で\5万円台の超安値品。主軸は可変速だが全ての精度が悪い。つまりガタのあるホビー用。

一方このPDFデータの方は精密旋盤を使って市販のドリルで明けている。彼らはワークとドリルの同心度が高く剛性もなくてはならない
という呪縛にかかっている。ドリルをフリーに(剛性を敢えて下げる)すれば自ずと芯に収束してくれる点を見逃している。

あまり書きたくないのだが、私のはドリルの保持はナント収縮チューブである。トルクは微小なのでそれで十分耐える。また
剛性がないので収束してくれる。逆転の発想というべきか。他にはいろいろな工夫もあるが要はガッチリと高剛性で固めるだけが
方策ではないということ。工夫次第でオンボロ旋盤でも実用になる。

425:検証家
08/11/05 21:11:38 y9blV60q
レビン社が見つかった。ボール盤型を想像していたがMICRO-DRILLING MACHINEと呼んでいるのはベンチレースタイプをいうようだ。
URLリンク(levinlathe.com)
見るからに精度が良さそうだ。価格も百数十万~200万ぐらいと高いが相応なのだろう。

426:名無しさん@3周年
08/11/05 21:21:07 ovIw7nIa
>>424
>ドリルの保持はナント収縮チューブである。
↑ドリルの保持 = (いわゆる工具の)チャッキング
と読みましたが、それ以外にブッシュ等によるドリルの拘束は
勿論必要ですよね?

427:名無しさん@3周年
08/11/05 21:24:39 9ucQ+WGe
んと、こっちの方
URLリンク(levinlathe.com)
レビンは精密旋盤が主流だけど、こういったボール盤もつくってる


428:名無しさん@3周年
08/11/05 21:26:32 9ucQ+WGe
ちなみに主軸は上下しません、これ↑

429:検証家
08/11/05 23:46:34 y9blV60q
>426 ブッシュに相当するものは必要。むしろここがミソ。単なるガイドではない。

>427の写真を見る限り芯振れを取るのが難しく、たぶん推力の微妙なフィードバックが指先に感じ取れないだろう。
これでφ20μを明けようとしたならワークとの接触感が分らないと思う。(>423はこのボール盤のことを言っていたのか菜?)

20μだと推力は約3~6グラムになる。ということは並の機構では上下スライドの静摩擦力が邪魔をする。
微小孔用ボール盤は刃先の芯振れも抑え、スラスト方向の「指先感度」も高める必要がある。

それらを解決した機構が市販になかったのだが、ネットで偶然に発見した。作るとしたら半自動のステップ動作付きにする。
2000円のギヤードモーターとクランクをつけるだけでいい。φ70μ明けたときはこの装置を作った。(1孔40分かかった)

430:検証家
08/11/06 23:26:07 G9hq6UeL
このレスは雑記帳的に書かせてもらう。本日機械加工技術で高名なA氏が訪れてくれた。日本の最高峰に位置し
著書も多く著作を2冊頂いた。世界的メーカーの社外取締役も兼務され加工技術の重鎮といえるお方である。

加工技術の守備範囲は広く切削、研削、塑性等網羅し、工作機械の「実学」にも長けており最先端の機械を保有し
それらの機械の実力を肌で知っている「現場人」でもある。

話は尽きず様々な加工方法が話題に上った。その中でドリルのスクイ角の話がでた。私の持論として負のスクイ角でも
十分孔が明くという話をしそのドリルの模型を見せた。かつてそういう記事を読んだのでそれを実践し自身で確立したものだ。

ところがその論の提唱者がA氏だった。聞くとエッジさえ出ていれば削れるという概念は当時は理解してもらえずマイナス60度の
負のスクイ角でも切削できることを実証し納得させたそうである。マシニングで研削をやる「グラインディングセンタ」の提唱者でもある。

大手工作機械メーカーでも従来の常識の呪縛にかかり新機軸は出にくいとのこと。このあたりは私の持論と一致する。
言葉は悪いが私は「設計屋はアンポンタン」といつも言っている。意味のない公差と剛性、ポイントを外した設計と検査態勢等
日頃の不満はA氏の認識と共通するものが多かった。特に最近は現場のスキルが落ちている。

私の微細技術の数点を披露したがリップサービスも含んでいるだろうが高い評価を頂いた。微細加工を画像認識させて
自動補正する機械やモーターの振動を遮断した磁気カップリング式切断ジグなども見せた。
低剛性な機械でもポイントさえ外さなければ十分な精度の製品は作れるという見解は一致した。

微細孔明けは発展途上であるとのこと。φ3μの深孔(10μ)に期待された。以上雑記。

(マイスター制度の害、岡野氏のウソ、最先端加工機の収支など記事には書けない裏話も聞いた。
今話題の○○が△△方法という常識外れの工法で生産しようとしているなど普通は聞けない話もあった)

431:検証家
08/11/14 00:47:07 cMshxTE1
雑記のつづき
本日上記A氏の工場を見せてもらった。最先端の加工機が恒温室(マシン主要部は0.1度の恒温)の振動を遮断した床に置かれていた。
革新的なアイデアの形状測定(AFMの原理に近い)の試作機などもあった。ほとんどのマシンが静圧スピンドルであった。
(会社名を出すことはできなが同社はツールエンジニア誌に寄稿している)

工学博士でもある同社のG氏がそのあと当社の見学にきてくれた。ドリルの研削の話にからめると同氏は世界最先端の
工具研削機械を取りそろえ工具メーカーとして本格稼働に向けての総指揮者でもあるらしい。(詳細は書けない)

私がアッという間に実験を成功させた毎分50万回転と振れ0.2μのスピンドルは意外に評価が高いことがわかった。
かかったコストはウソみたいな話だが\500円ぐらいだ。(駆動モーターは別 ) モーターを含めても\2万もあればできる。軸受けは動圧に近い。

432:検証家
08/11/14 01:10:04 cMshxTE1
修正 ↑工具メーカーとしてでなく自社内で消費するためだったようだ。外部の工具メーカーに依頼せず自社で研削から
コーティングまでするらしい。総額は驚くほどの金額だが言えない。それほど投資してもペイする仕事をしている。

433:名無しさん@3周年
09/01/11 16:55:22 dG1caSOT
ほす

434:名無しさん@3周年
09/01/23 15:04:15 LGOT3k0Z
着磁したようなドリルはポイしちゃった方が良い?

435:名無しさん@3周年
09/01/23 17:17:05 0rZ1tGqa
脱磁という案は無いのか

436:検証家
09/01/24 21:26:43 ffQXQ/kZ
↑脱磁の方法(以下消磁と)

交流磁界の中に置いて徐々に磁力を弱めていけばいい。電力を下げるか物を遠ざけるかだが後者が簡単だ。
私が作った方法を紹介する。

1 余ったACソレノイドのプランジャ(可動部)のT字の頭を切断してI字にする。
2 磁力はそのI字の先端から出るのでプランジャをセットして薄いプラ板を上部に貼る。
3 消磁したい物をそのプラ板に置き(手で持ったままで可)スイッチを入れながら徐々に遠ざける。これだけでキレイに抜ける。

ソレノイド本来の使い方ではないので長時間使うと焼損する。そのため使うときだけ
スイッチを押すようにする(押しっぱなしのスイッチは不可) 私はスイッチと小電球を付けて通電が分るようにした。

探せば6千円ぐらいで消磁器は売っている(ヒロセで見た) コイルなら何でも良いので誘導モーターのローターを抜いて物を入れてもいい鴨。
工夫すれば余った材料で安くできる。やったことはないがIH鍋で、鍋を少しずらして物を隣に置いてもいい鴨しれない。

437:検証家
09/01/24 23:33:02 ffQXQ/kZ
考えてみればIH鍋で逝ける菜。特価品なら\4000以下で売っている。鍋の有無を感知しているので鉄製リングでも置いてセンサを”騙す”
消磁しないときは鍋として使え一石二鳥。専用消磁器より安い。ノギスなどの消磁にも使える。余計なお世話の着磁ドライバーも戻せる。

438:434
09/01/25 21:20:38 h8qat/TO
>>435,436
遅くなって申し訳ないです、ありがとうございます
ちょっとやってみますね

439:名無しさん@3周年
09/02/07 08:54:19 JHDAYpnV
URLリンク(design-factory.blog.ocn.ne.jp)

440:名無しさん@3周年
09/02/07 18:37:38 P+NZ3xow
最近の子はドリルの研ぎ方もネットで調べなきゃ分からんのかね?
俺なんか新品のドリルと見比べて同じように研ぐのから始めて
少しずつ自分なりに工夫して研ぐように何も教えられなくても
勝手にやってたがなぁ。
刃の付け方なんかドリル手に持ってアルミ板にでもぐりっと
押し付けてどんな風に刃が食い込むか見れば自然と分かるし。

441:名無しさん@3周年
09/02/07 18:51:42 mYwfGDRw
オレんとこはドリルは一回使ったらほとんど捨ててる。
若い奴は研ぐとか研げばまた使えるとか知らないようだ。
ほとんど新品もあり、拾って家に持って帰ったりしてる。
(俺はドリル研ぎ歴二十数年だが)

442:名無しさん@3周年
09/02/11 17:35:19 7lr4NeiU
俺なんて現場に行くこともあるから、グラインダーで研ぐこともある。
溶接のタングステンも然り。
卓上グラインダーぐらいで研ぐくらいは誰でもできるが、鉄板を切ったり、研削したりするグラインダーでの研ぎは案外、コツがいるぞ

443:名無しさん@3周年
09/02/11 18:31:30 2EgNbBhc
サンダーでしょ?
サンダーをバイスに固定すりゃいいだけじゃん。

ところでタングステンなんて溶接できるの?

444:名無しさん@3周年
09/02/11 19:13:10 8FdmxoLk
溶棒じゃね?

445:名無しさん@3周年
09/02/11 20:54:28 7lr4NeiU
>>443 溶接するトーチの棒がとがらなきゃ 正確な溶接はできない。
バイスで固定するのはよいが客先にいってバイスをどうやって用意するよ?


446:名無しさん@3周年
09/02/11 23:03:42 Oa76EWXM
サンダー地面に置いて足で踏んづけて固定してチャッチャっと研ぎゃいいじゃん。
むしろ砥石が薄いからシンニングなんかサンダーの方が入れやすいし。

447:名無しさん@3周年
09/02/11 23:48:05 7lr4NeiU
んなこたぁ当たり前。
というか バイス固定しろと言ったから答えたまで。

448:名無しさん@3周年
09/02/12 01:51:02 PH4b14zM
20Π超えるとサンダーの方がやり易い

449:名無しさん@3周年
09/03/05 15:06:30 pfBichf9
某自動車工場の刃研職場で働いています。

刃研は全くの初心者でしたが、半年でなんとかΠ10のドリル(ウチで最も使用します)で
先端角118°、チゼル角120~135°、リップハイト左右差3/100mm
この規格を目視で判るようになりました(´・ω・`)

450:名無しさん@3周年
09/03/12 19:35:06 G1Ye9oPS
じゃあ100分の1ミリ以下の精度で研げる人いるのかな?

451:検証家
09/03/16 04:06:58 NlfDlBt9
リップハイト差はあまり重要な要素ではない。均一な方が精神的にスッキリするが不均一だとしてもそれほど害はない
極端に言えば片方の刃が当たらないくらいに差があっても孔は明く。チゼルが点に近ければ振れ回りが小さいので片刃なら
トルクは半分になる。実際に10Φで極端なリップハイト差を付けて明けたことがあるがキレイに明いた。
ただしノーマルのチゼルのままでは暴れるのチゼルを点にシンニングを付ければOK。
まあそこまでできる人なら敢えて片刃にする必要もないのだが・・・・

微細ドリル(ストレート型で0.3Φ~1Φぐらい)を普通の大きなボール盤で偏芯なく掴む治具を考えて実験し成功した。
13Φまで掴めるチャックではこのくらい細いドリルは掴めないし、スリーブを嵌めて掴めたとしても径に比して偏芯量が大きく実用にならない

そういったボール盤でも偏芯なく掴める方法を探していたが、面白いやり方で実現できた。例によってこれ以上書けない。
この手のアイテムは市販にないので特許をとれる鴨しれないので・・・・

ついでに書くと某公的機関から優秀技能者に選ばれた。(詳しく書くとバレる 別にバレてもいいのだが検証家で
発電機詐欺グループも追求していて、その関係で取材も受けているので) そのうち世界一の製品を発表するつもり

452:名無しさん@3周年
09/03/16 20:16:34 Em7l+WBJ
相変わらずオナニーが好きな野郎だ

453:名無しさん@3周年
09/03/18 21:59:44 GvEyFMjQ
超硬ドリルでリップハイト差0.02ミリメートル以下に研げるようになるにはどれくらいかかるかな?

454:名無しさん@3周年
09/03/18 22:24:34 hISVpkM3
ん?

455:名無しさん@3周年
09/04/16 20:10:57 XlwBN4mt
■お勧めのドリル研磨機■
スレリンク(kikai板)

■お勧めのドリル研磨機■
スレリンク(industry板)

456:名無しさん@3周年
09/05/03 11:52:53 cjvHZUyT
質問を
一般的に118°と言われている角度を30°に研いで切削することは可能ですか?
φ8孔から30°で絞り、最終的にφ0.7ドリルで貫通させるような。(表現が下手ですみません。)

ノズルの試作を頼まれたので自分なりに研いでみたのですが先端が欠けるばかりで巧くいきませんでした。
皆様のお知恵を貸して頂けたら幸いです。

457:名無しさん@3周年
09/05/04 07:28:22 Lwx2seK2
リューター用の超硬バーとかダイヤモンド砥石使えば?
時間は掛かるけど。

458:名無しさん@3周年
09/05/05 07:27:59 ++Ppiw7H
>>456
俺レベルの場合は、手研ぎは無理と判断。
刃研屋に、φ8エンドミルの刃先を30°に研いでもらう。

459:名無しさん@3周年
09/05/05 08:54:55 k6FiigdF
一番重要な先端が強度的に保たない

460:456
09/05/05 10:18:59 Ky7l4SzU
>>457-459様

ありがとうございます。
一筋縄ではいかないようですね。
連休明けたらまた試行錯誤してみます。

461:名無しさん@3周年
09/05/05 19:29:19 +xNAhLYS
>>456
鉛筆の先のような形状だったらドリルでは無理
エンドミルでも先のほうには溝が無くなってしまう

半月リーマのような一枚刃が良いだろう
しかしかなり難しい加工だよ



462:名無しさん@3周年
09/05/05 23:59:24 o2k3gGil
>>456
ドリルで30°ならワイヤーカット屋を薦める
ワイヤーカットなら15°って事だし最終的にφ0.7なら
十分俺でも出来る=何処でもねっ!!

463:名無しさん@3周年
09/05/06 00:04:08 o2k3gGil
>>456
角度を30°ならワイヤーカット屋を薦める
ワイヤーカットだと15°なので
十分俺でも出来る=何処でも出来る内容

464:名無しさん@3周年
09/05/06 00:06:39 35MUyEUF
重複すまん・・・


465:456
09/05/06 00:21:31 Uodk4IG6
>>461-464様

いろいろな助言・提案、ありがとうございます。
半月リーマ・ワイヤカット、それぞれ調べてみます。

466:名無しさん@3周年
09/05/06 22:01:11 YOf8W2/e
アトラみたいには研げ無いけど、穴開けるキリには研げるよ。

467:名無しさん@3周年
09/05/27 13:51:13 rIEt/Ve1
>>440
俺も新品と見比べながら研いだな。
先輩に1回教わってもすぐに出来ず、また聞くわけにもいかず。
お陰でいろいろ刃物作れるようになったよ。
金属など硬い物は比較的どんなのでもあけられるけど、
プラスチックとかスポンジとかは丸棒削って作ったりしたよ。


468:名無しさん@3周年
09/05/31 23:21:31 vPuMiXRt
エンドミルの4枚刃を研磨してくれる所知りませんか?

469:名無しさん@3周年
09/06/02 12:44:29 DQnXrGuj
フゥ

470:名無しさん@3周年
09/06/02 13:20:52 +UpL8pFX
>>467
自分は半田付けや配線が本業だから、そもそもきちんと教えられる人は居なかったけど、見よう見まねでやってるうちに研げるようになった
理屈理論は今でもわからないwww

以前、緩衝材のスポンジに孔開ける時に、アルミパイプの内側をヤスリでテーパーに削って
グリグリ押し付けて、綺麗に開けたのを思い出した

471:名無しさん@3周年
09/06/03 23:05:28 ugLj24WZ
皿切り用ドリルが切れなくなってきたから、グラインダーで研いだら
穴が多角形みたいになってしまった…
何が悪かったんだろうか…

472:名無しさん@3周年
09/06/04 09:42:23 MdwDTSaA
>>468
ミスミに再研磨サービスがあったような気がする。

473:名無しさん@3周年
09/06/04 18:10:36 6pPnjKAo

>>471
URLリンク(www.natuo.com)

474:検証家
09/06/04 23:46:50 WhycdimD
>473の要点をまとめると、逃げ角(二番)を浅くするとビビリが直るということ。
例えばホールソーでも市販のままだとビビるときは逃げ角を小さくしてやると直る場合が多い。

ではなぜ市販の工具は(ドリルやホールソー、ノコ刃)は逃げ角が大きいのか。
これはNC的な定量送りで剛性が高いなら逃げ角が大きい方が能率的だからで、推力方向に剛性がなく定量送りでもない
ボール盤にはもう少し逃げ角が浅い方がいい。しかしどっちで使うか不明なので最大公約数で売っているワケだ。

ビビッたら逃げ角を浅くする。

475:名無しさん@3周年
09/06/10 18:25:48 /ZzEl5Yh

>>471
↓の本文P48(PDFファイルとしてはP50)「ドリル加工のポイント(ライフリング・おむすび穴)」
URLリンク(www.tungaloy.co.jp)

476:検証家
09/06/11 18:50:44 zdNVyPFN
↑の50ページにおむすび穴の対策として以下が書かれてある。

>取り付け振れ精度の改善
>送り量をアップする
>溝長を短くする、超硬ドリルにする

これはピントがずれている。本来はチゼルが点に近くなるよう研ぎ直すほうがいい。保持に多少の振れがあっても1点に収束する。
図には曲げの発生や振動の発生とあるが、それは二次原因であって一次原因はチゼルで酔歩しているからだ。

酔歩を止めれば解決する。しかしタンガロイの標準ドリルのままではそれができない。(シンニングがあっても酔歩は起きる)
これは切れ刃が直線なために生じる宿命みたいなもので、切れ刃が曲線の富士山型でチゼルが点に近ければ
それが抑えられ結果としてライフリングも生じない。
かといってそのように研ぎ直せなどとメーカーが書けるワケがない。

>471は下穴を明けたあとに90度のサラモミ用のドリルで明けたらビビッた、と解釈した。これはチゼルは当たっていないので
その付近の形状は無関係なため切れ刃の逃げ角を浅くするといいと書いた。

タンガロイのpdfは参考にはなるが、サラモミ用の刃に上記の対策は摘要できない。

477:名無しさん@3周年
09/06/20 11:57:51 gMrIFid3
今日は休みだけど暇だからドリルでも削ってよ・・・・。

478:名無しさん@3周年
09/06/29 09:33:54 rfpsLfBk
>>472
ミスミ再研磨って下手だよね。
SS400材に切削油かけても毟れる。

479:名無しさん@3周年
09/07/03 18:37:10 Yta27KPP
みなさんは2番逃がし角の部分はRですかストレートにしてますか?
どっちがいいんだろう

480:名無しさん@3周年
09/07/09 19:55:38 PvmkHQK9
ストレートにはしないだろ。

481:名無しさん@3周年
09/07/11 23:28:16 J1k1aRDB
Rにするのは若干むずい気がする
砥石の上でまわすと、なぜか段っぽくなる
だから自分はストレートにする、まあ未熟だからだと思いますが・・・。
2番の面が見た目に美しい、美しくないっていうのも性能に関係するのでしょうか?

482:検証家
09/07/17 01:01:59 h5PQuzeW
逃げ面はRの方が刃先強度の点からはいい。1Φ以下の微細ドリルの2流品(ホムセンで売ってるような)だと
逃げ面は平坦になっているのもある。安直に研いであるのだが逆に言えば再研磨もその方式なら簡単ということ。

ドリルは孔が明くことが目的なので面粗度は問題にされない。しかし逃げ面がキレイに研がれているなら切れ刃稜線も同時に
鋭くなっていることになり、面粗度も若干上がり、トルクは少し下がる。

これをバイトに置き換えると分りやすい。逃げ面を丁寧に仕上げると面粗度が上がる。
ドリルの逃げ面を鏡面に仕上げたことがあった。やはり切れ味も上がった。ただし使うのがもったいなくなる。
美しい鏡面を擦るワケなので一度使ったら面が荒れる。メリットは使用した痕跡が残ること。

というのは富山の置き薬方式で使ったら有料、使わなければ無料という「ドリルの薬屋版」を考えたことがあった。
どこで使ったかを判定するのか悩んだが、逃げ面を鏡面にしておけば使ったらすぐ分るということに気づいた。
市販品ではコストが上がるだけで意味のない鏡面仕上げは存在しないが、見た目は「芸術品」になる。
(軸付きラバー砥石にダイヤモンドペーストを付けて仕上げる)

483:名無しさん@3周年
09/07/17 12:50:59 1H6yjCt1
>>482
使用/未使用でチャージじゃなくて、
開封/未開封(封印)でチャージで良いと思うが。
薬でも個々の箱開けたら金取られるし


484:名無しさん@3周年
09/07/17 14:57:08 KhQql4ga
三洋のHFDドリルはすくい面や外周も鏡面っぽい仕上げだけど、逃げ面はどうだったかなぁ
アルミ用なので、少しでも摩擦を減らして溶着を減少させるためにそうしてるらしいけど

URLリンク(www.sanyotool.co.jp)

485:名無しさん@3周年
09/07/17 23:28:42 631bdSva
すれ違いでしたらごめんなさい。
この大きなドリルを買おうと思っています。
オークションなのですが普通に買ったときの相場がわかりません・・・
わかる方いましたら教えていただけますでしょうか?
URLリンク(page8.auctions.yahoo.co.jp)
用途はオブジェですが、すいません。

486:名無しさん@3周年
09/07/17 23:49:06 0JGjox/b
出品者乙

487:検証家
09/07/17 23:49:52 h5PQuzeW
>483 開封で判断するのは当初のアイデアであった。もちろんそれはそれでok
供給形態としてドリルスタンドに刃先を上にして挿してある状態がいいのではと考えた。
開封するのには「封を破る」という心理抵抗がある。しかしドリルスタンドに”むき出し”で立っていればチョットつかってみようか、となる。

ホントは4.8Φが使いたいのだが、それは封の中にあるから4.9Φで代用しようと思うのと
4.8Φが「さあいつでも使ってくれ」と言わんばかりにドリルスタンドにあるのとでは心理障壁が違う。1Φから13Φまで
すべて揃っていて即時使える状態に置いてあれば使用を誘発させる。その狙いがある。

とは言ってもこのビジネスモデルがどうなるかは分らない。メリットはドリルが新品でなく中古を再研磨したものでもいいということ。
ドリルの摩滅したのは工場に転がっている。それらを「タダ同然」で回収し、当方の”究極形状”に砥ぎ上げ、逃げ面を鏡面にした
ドリルを「置きドリル」とするなら面白いのではないか、と夢想した。現実味は薄い。
(自分では青いマジックを逃げ面に塗っておき使用痕跡が分るようにしてある)

>484 確か菱高でもキレイな逃げ面のものがあったように覚えている。普通に作れば研削筋はどうしても残るので
そのウネリのまま表面粗さを仕上げても真の鏡面にはならない(ウネリと面粗さの違い)
私は研削筋が見えないほど手間暇をかけて鏡面にした。 本来はスクイ面に相当するネジレ溝も鏡面にすれば
構成刃先が生じにくくなる(そのためにコーティングがあるのだが) まあ、鏡面は「お遊び」なので。

488:名無しさん@3周年
09/07/18 00:01:35 P0NaAUfW
射出成形のスクリューがコスプレ衣装とかたまげたなぁ
良いとこスクラップ価格で100円位だな

489:名無しさん@3周年
09/07/19 01:38:17 TvHkyfTh
なるほど

490:名無しさん@3周年
09/07/19 10:08:33 vxtUb2i/
ドリル…だと?

491:名無しさん@3周年
09/07/19 10:23:01 VRtX+VJV
「置きドリル方式」興味深いな。

492:名無しさん@3周年
09/07/19 22:16:00 HkN2WGXm
置き薬方式なぁ
ドリルなら孔加工も面取りも皿モミも自分で研げるんだよな
ハイヘリカルのエンドミルでそれやってくれたら便利だと思うよ

493:検証家
09/07/19 23:33:01 ai7i+vca
なるほど、置きエンドミルか。まとめれば「置き工具」・・・・
実はこの置きドリルのビジネスモデルは私が考案し、某有名技術屋K氏(雑誌に寄稿するような人 既に鬼籍)に話したところ
ある会議で自分のアイデアとして発表した。そこではある程度の評価は得たがそのままになった。

K氏はそれを推し進めようと画策した。そこでドリルの再研磨機をどうするかで見解が分かれた。私はオリジナル形状でないと
訴求力がないとしたが、K氏はその機械の完成まで待てないので市販品を使うという。しかもシンニングなしの普通の機械を。
刃先形状の拘りで喧々囂々の議論をした。「Kさん ドリルのこと分ってないですよ」 「君はビジネスが分ってない」と。

結果として机上のアイデアのまま時が経ち、K氏は不摂生が祟って他界した。因みにK氏は自分のことを技術士ならぬ「欺術士」と呼んだ。
難題の装置を請けるものの完成せず、一部の顧客から詐欺だ~の声に自嘲した表現だった。初対面の席でも
「私は欺術士です」と公言するユニークなお人であった。

494:名無しさん@3周年
09/07/20 17:33:40 BYsxpscw
工具業者からすれば、おくだけで使っていなければ金を貰えないよりも
売って早く金を貰うほうがいいだろう
業者もどの会社にどれだけ置いたか再研にだしたり管理が大変だし
工場も、使わないままなくしてしまったら金を払わないといけないので
管理にも手間がかかる


495:名無しさん@3周年
09/07/20 19:02:15 feTVnW+9
>>494
ビジネスの形態に、否定から入ると成功しない

496:名無しさん@3周年
09/07/20 20:44:34 P6V+u23A
グーリングが切削工具管理するラックみたいの出してたな

497:名無しさん@3周年
09/07/20 20:52:27 P6V+u23A
URLリンク(www.guhring.com)
URLリンク(www.guhring.com)
pdf注意ね

498:名無しさん@3周年
09/07/21 15:04:04 6SyFd/xw
車のボデーショップの古参の方は、スポット溶接をはがすドリルを
普通の鉄工ドリルを削って自分で作りますね。
ドリルの径でホルソーみたいに切れるようなやつ。

499:名無しさん@3周年
09/07/21 18:41:37 9Jf3SqxW
>>498
↓の6みたいなヤツ?
URLリンク(www002.upp.so-net.ne.jp)

500:名無しさん@3周年
09/07/21 19:21:17 6SyFd/xw
>>499
そそ。
上手に研ぐと、専用のスポットドリルを使わなくてもOK

501:検証家
09/07/22 01:11:15 ndzEiD7r
小径にはその砥ぎ方でいいが大径になるとホールソーの出番になる。
ホールソーは逃げ角が大きすぎる傾向があるので小さくするとよい。と前に書いたが追記。

歯数を”間引く”といい。アルミ1t用にホールソーの30Φを間引いた物を作った。3歯だけを活かしてあとは無効になるよう削る。
すると三点のみに集中するのでトルクも推力も軽くなりスパっと明く。これもビビリを見ながら逃げ角を浅くしていく。
三点は均等でなく不等角(110度+110度+140度)の方がよりビビらない鴨しれない。

502:名無しさん@3周年
09/07/22 02:34:46 DgXY9vXu
ノンステップで送ってて不思議にオモタ

単純に切削速度を落とせば刃もちいいはず!
と思ってたのに、実際はキリコが巻く・・・
自分の経験上、キリコが巻いてるときはイイ穴ができない
細かいキリコが出たときのほうが面がきれいだ・・・。

工具によってキリコ形状の良し悪しがあるのかもしれない・・・

503:名無しさん@3周年
09/07/22 16:57:42 nf7p/+Y0
上手に研ぐとスポッと抜けるよな

504:名無しさん@3周年
09/07/22 22:52:02 Ws4eBAwV
>>501
>>大径になるとホールソーの出番になる。


おっさん!スポット溶接をはがすドリル って言うてるやろ。


505:名無しさん@3周年
09/07/22 23:53:36 VBW2GsO3
スポット抜きは、6mm 1本あれば万能だね、ウチでは。

506:名無しさん@3周年
09/07/30 21:21:17 m94W+TUB
薄板の穴拡大用はどう砥ぐの?

507:検証家
09/07/30 23:58:05 s9uD3BHD
↑市販のテーパー状ドリルのことを指しているなら、すくい面だけをディスクグラインダでさらう。
逃げ面をいじると全周、全長にわたって研ぐことになるので面倒。メン取りドリルも同じ。

もし逃げ面をやるなら旋盤にグラインダーを付けて工具を偏芯させて掴むと(爪に厚紙を挟む)キレイに仕上がる。

508:名無しさん@3周年
09/08/08 08:52:41 3G1zdjd8
10mmぐらいのを削って外形を細くしてキャップねじ用の穴を一発で開けられるようにできないものかな・・・

509:名無しさん@3周年
09/08/10 17:52:13 E0svoxwN
そういうの売ってなかったっけ?

510:名無しさん@3周年
09/08/11 00:35:27 fhplzC/N
>>508
 下穴(ボルト径じゃなくて良い)を開けてからでも良いなら売ってるよぉ~
モミ付けただけで一気には無理だけど うちには M4~M10用まである
時間があるなら、一本買って 他のサイズは真似して研げばOKよ


511:名無しさん@3周年
09/08/11 05:45:23 3IzeamRp
キャップボルト用の面取りドリルのこと?

512:名無しさん@3周年
09/08/11 07:56:30 ieq8sd44
>>508
沈めフライスとか段付きドリルで探すと色々あるよ
URLリンク(www.monotaro.com)


513:名無しさん@3周年
09/08/25 22:37:12 YOKfjpB8
普通のドリル(φ1.5~φ10あたり)は研げるようになったけど、片刃の面取りカッターが研げないorz

514:名無しさん@3周年
09/08/31 19:43:31 W29y1y4l
厚さ5mmぐらいの鉄製のC型した棒に穴を開けたくて、
タケノコドリルを頑張って買って穴あけたら22mmが最大。
だけど、勘違いで24mmが必要だった。 orz

やっぱヤスリ?

515:名無しさん@3周年
09/08/31 20:27:35 R8vg2JiU
ホルソー使えば良かったのに

516:名無しさん@3周年
09/08/31 21:38:11 W29y1y4l
でも、今目の前にはφ22の穴があるのです・・・。

517:名無しさん@3周年
09/08/31 21:43:26 5x6K1DqE
まぁヤスリだな。  頑張れ・・

518:名無しさん@3周年
09/08/31 22:01:55 7WGUEyIm
Φ22の板で一度埋め直してから再度ホールソーでやり直せw

519:名無しさん@3周年
09/09/03 04:05:36 ztKsR6Qp
100均の円錐形の砥石でゴリゴリやる。
ドリルに付けるやつ

520:名無しさん@3周年
09/09/03 05:53:44 tGGsHx5K
リューターに超硬バーつけて削る

521:名無しさん@3周年
09/09/03 06:46:46 NCeRQd1D
レスTHX

>>519 の方法やったら砥石が溝になって即死。
>>520 の方法で拡大成功。

522:名無しさん@3周年
09/09/03 09:43:43 MSms9lrm
深さ調整して面取りしたり
角度も正確に出しておかないと後々面倒だろドリルでも、、、
大雑把な世界の話なんだな、、、

523:王 帥
09/09/24 18:25:57 Aj6VQie1
検索したんですが・・・いまいち頭の中で理解しません

シンニング・チゼル・逃げ角とは具体的にどこですか?
検証家さんの切ればが曲線の富士山型とは上からみた状態での話ですか?
図ないですか?

ありがとうございます

524:検証家
09/09/25 01:52:02 TniCdCAG
↑初心者なようなので簡単に。(ググれとか乱暴なことは言わない)
チゼルとは鑿(のみ)のことで、ドリルでは中心部分をいう。普通に研いだままでは中心部に切れ刃がないのでスラスト(軸方向推力)が大きくなり
切れ味も落ちる。そこで中心部にも切れ刃があるように研削することをシンニングという。

逃げ角とは刃先以外の部分を少し削って材料こ擦らないようにするときの角度。例えばホットプレートに薄くコゲがこびり付いていて
アクリル板で擦って剥がそうとするのをイメージしてほしい。アクリル板をプレート面と平行に動かすより、少し角度を付けると剥がしやすい。
これは先端のエッジ面だけに圧力が集中するためだ。それが逃げ角(正確には送り要素が入り込むので少し違う)

富士山型とはドリルを真横から見たときの稜線のこと。普通のドリルはへの字の直線。これに対しイエスツール社、神戸製鋼では
稜線の途中を2段に(折れ線グラフのように)して救芯性を上げている。さらにその段を無段階にしたのが私の富士山型。
加工メリットは多いが研削しにくく、NC機のように定量送りにはあまり意味がない。ボール盤には向く。

525:王 帥
09/09/26 03:57:55 ohpNHeoo
>>524
ありがとうございます
理解しました
分かり安いです


526:名無しさん@3周年
09/09/26 05:06:57 mgOa0uv/
何の機械で、使いますか?

527:名無しさん@3周年
09/09/26 10:32:28 1BpvyX0o
>>526
日本語でお願いしまふ。

528:検証家
09/09/26 21:23:00 0gds9GRQ
>526 富士山型のドリルは主にボール盤で使う。普通の市販ドリルはボール盤には逃げ角が強すぎる。

適正な逃げ角とはアクリルに明けたときに抜け際でエッジが欠けない程度とではと思う。
もちろん下に捨て板を敷いて明ければ強い逃げ角でも済む話だが。私のドリルはほどんどが逃げ角を浅く研ぎ直しているが
うっかり新品のドリルでアクリルに明けるときがあり、抜け際で「バリッ」と持って行かれる。そこで「あ、そうか新品のままだったか」となる。

富士山型は稜線の形状だけでなく、肩(外周部)になるほど逃げ角を弱めている「可変逃げ角」でもある。
この肩部の浅い逃げ角が全体の送りを弱くしている。(所要時間が長くなるということ)

しかし捨て板いらずで、またパイプに明けるときにも抜け際で持って行かれない利点の方が大きい。
同時にバリもほとんど出ない。送り速度を犠牲にしても「非直線稜線&可変逃げ角」がボール盤には向く。
といってもこれを体験した人はほとんどいないとは思うが。

これ1本で薄板~厚板、鉄からアクリルまで万能になる。欠点は砥ぎが難しく時間がかかること。
市販の簡易再研磨機械ではできないし、NC研磨機でも標準ではサポートされていないと思う
中心部から「正のスクイ角」の切れ刃を付けるためシンニング時の砥石が限定される。(外周がV字で薄いもの、CBNなど)

529:名無しさん@3周年
09/09/26 22:00:40 ohpNHeoo
>>528
正のスクイ角とは何ですか?
スクイ角が調べて無かったっです

530:検証家
09/09/27 11:20:09 4qx88wHk
初心者以外には冗長な説明だがスクイ角について簡単に。

バターをバターナイフで削るときナイフを掬(すく)うように傾ける。バターは傾けたナイフ面に沿って取り去られる。
このときナイフを直角に立てるようにすると、バターは細かな亀裂が入りながら取り去られる。つまり無理をしている。
前者が正のスクイ角、後者がスクイ角ゼロ、さらに反対側に傾けると負のスクイ角となる。

同じことが金属の切削でも起きている。スムーズな前者を「流れ型」といいキリコの理想型とされる。
普通のシンニングは後者の「直角」が多い。それは作りやすいことと先端の強度が高いためにラフに扱っても刃先が欠けないからだ。

これをドリル中心から「流れ型」のキリコがでるように研げれば強度の不安はあるものの理想形になる。
そのドリルをアクリルになら指で軽く押し当てて回すだけで窪みが出来てくる。いかにスラストが低いかの証左である。
この経験は日本ではたぶん誰もやったことがない。正のスクイ角を持つシンニングは実用的ではないからだ。

なお微小レベルで見るとスクイ角は正でも負でもあまり差がない。負の代表格は研削である。
一つひとつの研磨粒子のエッジは負であるが、微小な除去量なため問題にならない。切削でも耐久性を重視し負になっているのもある。

531:名無しさん@3周年
09/09/27 12:33:24 6mBzglUe
>>530
本当にありがとうございます
勉強になる

532:検証家
09/10/09 00:05:38 C1DemgGb
細くて深い孔を明けたのでそのレポ。
ワークはSKの角ブロックで厚みは10ミリ。これに0.14Φを貫通。日立ツールで超ロングドリル(アスペクト比100以上)を
出しているが納期と価格で折り合わずサイトウ製作所製(ATOMブランド)を手作業で改造することにした。(シンニングなし)

刃部はそのまま活かし3ミリのシャンク側を削って刃長を長くする。かなりの除去量になるがダイヤプラシートを使ってやった。
当初電着ダイヤでやったが振動で刃部終端部で折れる(2本も逝った)

当然刃径より細い0.12Φぐらいにするが勢い余って0.1Φぐらいの箇所ができてしまう。そこに応力集中が起きるのでマズイ。
手作業の限界を感じホビー旋盤にドリルを掴んでハンドグラインダーを刃物台に付け平行運動させることにした
妙案と思ったがここまで細くなると撓みが大きくダメ。 しかも途中でワークが共振し局部的な食い込みすぎが起きる

結局実体顕微鏡下で目検討で仕上げた。苦闘の末なんとか1本つくることができた。次は加工偏

533:検証家
09/10/09 00:07:21 C1DemgGb
この改造ドリルを小型旋盤につけ角ブロックはチャック側に付けて孔明けする。自作の定圧駆動自動送り装置を芯押し台につけた
推力用錘を58グラムに設定した。ところがまるで進まない。106グラムにしたら何とか進んだ。しかし2ミリほどから進まなくなった。
推力は上げたいが折れたらオシマイ。折れを覚悟して186グラムしした。なんとか折れずに進んだ。
加工速度は毎時1ミリ。放電なみの遅さだが明くことが大事。

しかし7ミリほど進んだ時点で折れていた。原因は送り装置のテグス糸が取れていたため。糸はドリルを抜差しの抜き方向の
引っ張りに使っている。予想外の錘の量になったため接着部が取れドリルがワークに衝突したために折れた。

再度角ブロックの製作とドリルの改造作業のやり直しである。加工以外の原因で折ってしまったのでガックリ。
次は刃先形状と推力の発見偏

534:検証家
09/10/09 00:15:14 C1DemgGb
再度ドリルの改造に取りかかった。先端をアクリル板にを食い込ませたままにし振れ止めにした。
研削が終りアクリルを抜くとなんとその途中で折れていた。過大な振動か共振で折れたのだろう。またガックリ

そこで折れた分だけシャンク側を追加工して刃先は刃付けして使うことにした。普通に研いだのでは良く出来ても市販の状態に戻るだけなので
オリジナル将棋型砥ぎ(勝手に名を付けた、富士山型とは違う)にしてみた。これはネジレ溝があると砥ぎにくいが妥協点を見つけて仕上げた。

推力は106グラムから開始した。やって驚いた。見違えるような速さでドリルが進んでいく。
10倍ぐらい速い。速すぎてキリコが詰まって折れそうな感じだ。そこで58グラムに戻した。

58グラムとはいかほどの数値かというと、抜差しするとき、キリコが少し内面に残るとそれだけで進まなくなるほどの推力だ。
0.14Φで58グラムは限界に近いほど低推力ということになる。186グラムなら30分ほどで明いただろうが、58グラムで3時間で明けた

失敗ばかりでガックリの連続だったがなんとか明けた。このワークは単品で本来は放電加工の領域である。
切削のみでやるのは最適解ではないが、アスペクト比72ができたことと、将棋型が狙い通り低推力だったことが実証できたのが収穫だった
また普通の砥ぎ方はチゼル部がどれほど推力を食っているかの証左でもある。
(超ロングを座屈させず低推力であけるには普通の砥ぎでは難しい。 将棋型は遅くても着実に明けたいとき用)

ドリル製作だけで数本失敗。顕微鏡の視野から外れた箇所で砥石に触れたとかボンミス多し。以上砥ぎと推力の関係レポ。

535:名無しさん@3周年
09/11/14 13:38:37 UIo+BSLC
20ミリのキリで穴をあけて
なぜ20ミリになるのかわからん

20ミリのキリは19.999・・・・・ミリなの?

536:名無しさん@3周年
09/11/14 14:57:19 thIC8KGK
そんなピッタリ20.0とか19.999とかに研磨するのムリだから
普通はh8くらい

537:名無しさん@3周年
09/11/14 16:09:03 b/vfJLfg
ドリルが振れてると0.5mmぐらい径が大きくなった

538:名無しさん@3周年
10/02/05 20:45:22 MkZTdthF

ドリル形状について
URLリンク(mori.nc-net.or.jp)

539:名無しさん@3周年
10/02/06 21:06:23 FSteC/39
新品のドリルで振れを0.01以内で出して穴あけると凄いきれいになるな。

540:検証家
10/02/17 23:21:50 e7BghD5C
超硬の微細ドリル65μが完成した。急ぎの仕事用に何度も折りながら苦闘してようやくできた。(実体顕微鏡下の簡易治具で)
同じやり方で20μまで逝けた。今までは40μが最細だったが、ダイヤ砥石やマイクログラインダ等、周辺用具が
充実してきたためより細く作れるようになった。最後の切れ刃(最重要部分)の研削はこれまでとは違う意外な方法でできた。
やり過ぎて非対称になりやすかったのを簡単な方法で対称に研ぎ上げることができた。(貧乏町工場なので用具は全部安価品)

治具を改良すれば10μはできる。アスペクト比500(10μで5ミリ貫通)はできそうな悪寒はする。(できたらたぶん世界一)

目標は2μだが、光学顕微鏡の限界で刃先がよく見えない。見えさえすれば研げるのだが、性能のいいマイクロスコープは数百万するので手がでない。

(余談。3μの金属線を1μの長さでカットしてほしいとの依頼があった。さすがに1μは刃が逃げるので2μで妥協してもらった
これも苦労した。なにせ見えない。本日SEMで観察するとの電話があった。3μをやっていると髪の毛の100μなど丸太に見える)

541:名無しさん@3周年
10/02/18 21:11:07 9SnkhE6+
そういうのって何に使うの?
2μの金属線なんて仕様用途が全く見えないんだが・・・

542:検証家
10/02/18 23:08:12 kSlwW3YL
↑材質はレアメタルのひとつ。たぶん粒子状が欲しかったのだが市場になく、線状ならあるのでそれを切ろうということに。
電子部品関係らしい。数量は月間数千万個になる鴨とのこと。ただしその数量なら切断でなく蒸着とか化学的創成法が向いている。

なお2μドリル製作の目処がたった。バックテーパー付きで5μ軸までは作ったことはある。刃付けはできなかったが、よく見えないなら見えないまま研削する
方法を思いついた。治具費はかかるが何とかできそうだ。ただし超硬の粒子径が十分に小さくないと折れる

543:名無しさん@3周年
10/02/19 11:11:26 ng3QcHIb
>>541
プリンターとかのノズルじゃね?

544:名無しさん@3周年
10/02/19 20:07:33 7dhTnYvu
へー
微細とか縁がないから想像つかなすぎて驚く事もできないよw
自分の知らない世界ってのは凄いもんだね。

545:検証家
10/02/24 17:01:27 czIms2Fr
ドリルとはチト離れるが深~い微細孔を明けた。正しくは形成したとべきで切削ではない方法で実現した
φ34μで深さ40ミリ貫通  材質はアクリル  構想から成功まで3時間。手元にある身近な工具と材料を使った。ちゃんとした方法をとれば
φ20μ 深さ100ミリ(アスペクト比5000倍)という孔が作れる。7月に某展示会に出展するのでそこで公開できると思う

ただし条件はアクリルのみで金属はダメ。直径公差、真直度、真円度、円筒度も良好。やる気なればテーパー孔もできる。
(ドリルで明けたとイカサマの発表してもバレないほど直方体にきれいに明いている。ウソをついてもしょうがないのでやらないが・・・)

546:検証家
10/02/26 20:42:58 KWPvj996
またしてもドリルとは無関係な話を。本日旋盤で細い軸を削りだした。材質はテフロン。テフロンは刃が滑って切削しずらい。
研削も同じ理由でダメ。Φ100μの軸を作り出さねばならなかったのだが刃が滑るのと材料のコシがないため切削面が凹凸になる

試行錯誤でようやく最適なバイトを作った。限界に挑戦しφ10μまで削りだせた。長さは50μぐらい。
長さが100μほどになるとさすがに曲がりが出る。この細さになると白いテフロンが透明に見える。息を吹きかけた程度で先がしなる。

銅ならφ5μまで作ったことがあるががテフロンは難しい。使ったのはホビー用の安物旋盤をベースに改良した主軸35000rpmのもの。
これもちゃんとやれば非鉄でφ2μ  普通のプラスチックでφ3μ  最難関のテフロンでφ5μまではできそうだ(長さは径の数倍まで)

こんなのばっかり書くとおまえの日記ではない言われそうだが参考になれば・・・・

547:名無しさん@3周年
10/02/26 23:24:55 +1tVRK3W
検証家殿

 直接では無いが色々参考になっています。もっと書いてくだされ

548:検証家
10/02/27 01:21:27 7E+scZh2
↑そういってもらうと調子に乗って現在挑戦中のものを書いてみる
ソディックが世界最小の歯車をギネス申請中だ。この間それを知った。以下の真ん中あたり。
URLリンク(www.sodick.co.jp)

外径が110μだ。以前からうちで外径30μで12山の歯車は作れると思っていた。というのもその辺りのドリルを作ったことがあったから。
別に大した技術ではないと思っていたが、微細マシンを標榜するソディックが110μで申請しているなら「負けちゃナラン」と火が付いた

やるならダントツに小さくしなくてはインパクトがない。外径30μで軸付きで作るか・・・・(ソディックは板状しかできない ワイヤ加工なので)
調べたらギネス申請は邦文でも出せるらしい(少し高くなる)  渋谷に支部があり査定もそこに頼めるようだ。

ギヤ単体も作れるがギヤボックスに数枚を構成しても面白い鴨しれない。ついでに言えば樹研工業の「世界最小の樹脂成形歯車」は
たいしたことない。大きさは147μもあるし歯形はギヤになってない 孔も明いてない  桜の花びらをつくっただけだ。
URLリンク(www.nri.co.jp)

松浦社長はそれを認めているし自ら売名行為と言っている。社長としての徳や社員への接し方は尊敬している。社を非難しているのではなく
歯車としての体はなしていないと言いたいだけだ。真の世界一の歯車は私が作る。(公言してダイジョブか・・・・)

本日金属顕微鏡を注文したのでそれが届けば鮮明な画像で撮影できると思う。時間があれば数日で作れるが貧乏暇なしをやっている。

549:名無しさん@3周年
10/02/27 02:19:04 IsRj8zC/
別に好きにしろと思うが、肝心な部分を全く書けないと宣言しておきながら、
「参考になれば・・・・」という言い種だけはふざけんな!という感想しか出ない。

550:名無しさん@3周年
10/02/27 09:24:33 UV1MZZlv
設計屋だからたぶん参考にはならないが・・・ 面白いからもっと書いてください。

551:名無しさん@3周年
10/02/27 11:39:39 xt0A2GE1
検証家の実力なら十分ギネス申請できそうだけど、登録名も検証家にするの?
それとも山田太郎(検証家)みたいな具合?

552:検証家
10/02/27 15:35:38 7E+scZh2
規約は読んでないけど匿名は受け付けないと思う。歯車の他にも世界一のアイテムは考えてある

世界一小さいバネ-----線径3μ 巻き外径12μ  (なおバネ圧が弱すぎて実用にはならない)
世界一細いテーパーピン----角度3度の鋭角で先端径0.1μ  現状はラフなジグで0.5μは実現した
世界一細い孔----切削では他社がφ3μを実現している 放電ではφ2μができている となると切削でφ2μをやるしかない 不安はある
世界一深い微細穴-----ドリルにてφ20μ 深さ20ミリ アスペクト比1000 金属に明ける
世界一細い軸-----φ1μX3センチ 研削で作るので種類は問わない (現在は3μまで作った)
世界一速い回転工具----100万回転/分  展示会でこれを超える発表を見たような気がする  50万回転までは実験済み

これらは工業系なので一般の人にはよく分からない。そこでプラモデル少年のなれの果てを活かし、世界一小さい模型をつくろうとしている
世界一小さい実走するXXXX模型--------これは関係者から前評判が高い これができたら面白い展開になる
先日TVタックルから別な話で出演依頼の電話があったが、この模型のことをいうと「面白い、それで番組作りましょうか」ってな話がでた。

まだ先の話だが一応基本設計はできている。やるからにはダントツの精度と品質にしたい。ライバルが分解してダメだ手が出ない、というレベルに。

あと世界一の部品は数点つくっている。大手の開発がらみなので書けないし、スレ違いなので書かなかった。
その中で、ある製品は20数社へ製作可能か打診したができなかったとのこと(旋削品) その形状より遙かに難しい形状を既に実現していたので
製作可否は通り越して次のステージへ商談中。

553:名無しさん@3周年
10/02/28 02:17:10 PoUQinSa
小松左京の「模型の時代」か

554:検証家
10/03/10 02:29:53 3WDlvrZa
脱線が続いたので砥ぎの話を。

ドリルを進めたときとワークの内部でキリコがどのようになっているのか簡単に知る方法がある
透明なアクリルに明けてみるといい。注油せずにドライの方が分かりやすい。キリコが詰まってきて内面を荒らし始める様子も観察できる
それによりどこで抜いたらいいのかステップフィードのタイミングが分かるようになる。

先日テフロンのパイプを作った。(>546の続きになる)ブロックから削りだして外径100μ 内径60μ 長さ270μをミニ旋盤でやった。
ここまで細くなると白いテフロンは半透明に見える。孔加工のときキリコが詰まると外径まで拡大させてしまうので無理ができない
刃先にキリコが少し付着したらドリルを戻して洗浄剤に浸した極細刷毛でキリコを落としながら明けた

透明アクリルに明ければドリルの左右のバランスもチェックできる。高さが違うと片方だけにキリコが集中する(それがすべて悪い訳でもないが)
キリコを観察することでドリルの砥ぎの悪さも分かるので、捨てる厚いアクリルがあったらいろいろ実験してみれば砥ぎが上達する

数ミクロン以下の微細ドリルになると普通のネジレタイプのドリル溝は作れない。そこで3種類の刃付けをして、アクリルに横から明けて
上から実体顕微鏡でキリコの付着度合いを観察した。切削できていれば刃の稜線にキリコが付着する。その度合いと推力から適正な形状か
判断できる。グッドアイデアと思った形状がダメだった。結局今までの形状がベストと分かった。ただしφ2μに適用できるかは疑問だが。

555:名無しさん@3周年
10/03/13 00:41:41 J1DfygpX
2μって何mmだっけ?

556:名無しさん@3周年
10/03/13 02:26:42 A5VSpktf
0.002mm

557:検証家
10/03/15 10:47:44 X1aBMvGF
単位のミクロン表現は1967年の国際度量衡総会で廃止された。現在はマイクロメートル(μm)が正しい。
しかし言いにくい。現場では「千分の2」とか「百分の3」などの言い方も多いしその方が通りやすい。同じ2μを表すと
2μ(ミクロン)
2μm(マイクロメートル)
0.002ミリ
0.002mm
千分の2ミリ
となる。ひと目で分かるのが2μだと思っているのでこのスレではそれで通している。

0.002ミリと0.02ミリは10倍も違う。いちいち小数点を確認しないと大変なことになってしまう。特にプロポーショナル書体(MS Pゴシックなど)
はポイントが小さく書かれ見落としがちになる。またnm(ナノメートル)とmm(ミリメートル)は紛らわしい。

図面で公差0.0005というのがきたことがある。てっきり5μだとおもっていたのだが、よく見ると0.5μ(500ナノ)だった。
私の加工サンプルには「面粗度5ナノ」と書いてある。これを0.005μmや0.000005mmではわかりにくい。

558:検証家
10/03/15 11:02:59 X1aBMvGF
ついでに書くと現在の留保中の案件の公差がなんと、1ナノである。原子の直径の2倍しか許されない。これは無理。製作も測定もできない。
酸化でも表面の大きさが変わるし、熱変位がその数十倍ある。

559:名無しさん@3周年
10/03/15 20:30:15 ItYF3Ecc
そんな馬鹿げた公差ってモノはどんなの?


560:名無しさん@3周年
10/03/15 20:53:06 PxphVHpK
光学系とかかな
DVDのプレス金型とか馬鹿みたいな精度じゃなかった?

561:検証家
10/03/16 00:18:02 wCGD/oAR
その内容は言えない(微細構造を持つ単純な形状なので仕様を書くとバレる)  単純形状でありながら私の概算見積もりは一個\500万~\2000万
加工屋の雑談会でそれを言ったところ他のメンバーの見積もりはなんと¥5億。

通常の加工方法を採ると、最低でも¥3億になる。休みなく加工できたとして丸2年かかる。発注者は\1000万ぐらいしか考えてないだろう。
となれば数ヶ月で仕上がる方法を考え出さねばならない。FIB(収束イオンビーム) 電子ビーム  エキシマレーザー などは仕様もコストも無理と判明

唯一できるのはXXXXしかない。ナノテック2010でそれを持っている機関と話した。それを私がコーディネートし構想から完成品まで請けるか・・・
(話では世界中に打診したらしい。どこも出来ない。ならば私がやってやろう・・・・と  この無謀さが私の特徴)

ただ話は立ち消えになりつつある。理由は不明だが発注側がXXXXに気づきそれを持っている機関に直接打診したのか、高額すぎて諦めたのか?
仕様が過大であるのに気づき、計画をボツにした可能性もある。理化学研究所クラスならたぶん\2000万ぐらいでできる。そっちに流れたか。

そういって消えた話が最近あった。難しい微細形状で関西では探せず関東なら見つかるかと某機関に打診したところ「できるところが1社ある」と私を紹介された
これも単純形状だが一個¥100万~300万。数回打ち合わせを重ねたが仕様が過大なことがわかり計画がポツになったとのこと。(大手開発部)

562:名無しさん@3周年
10/03/16 01:24:52 EGd33UvZ
グラインダーでドリルを研ぐスレとは思えんなw

563:名無しさん@3周年
10/03/16 19:33:54 AKgLk7qt
>>562
 まあ たまに脱線するけど 基本ドリルの話で収束してますから(w

私も脱線させますが
そういう話は多いですね。うちは量産ですが、3DCAD全盛になってから
量産することを無視した(公差とか加工限界とか)理屈上の図面が多くなったような気がします。
2DCADの時代は それ立体になるのかよ って図面が多かったですけど
 うちはそんなとき
「それを絶対作らないと地球が滅亡するなら、作りましょう でも地球滅亡防止のため
ですから、国家予算ほど費用がかかっても構わないですよね」
って言ってます。(w

 


564:検証家
10/03/18 00:12:13 YfA8tq2T
現場を知らない設計屋ほど害悪をもたらす種族はいない。一冊の本を書けるほど経験しているが代表例をひとつ。

ステンレス10tの厚板に12X20の長方形の孔を明ける図面がきた。角があるためレーザーかワイヤーで抜くしかないだろうと用途を聞いた。
「M10ボルト用のバカ孔です」とのこと。「そういう孔はエンドミルであけるんですよ」  「そうなんですか じゃエンドミルでいいです」 終わり。

さて砥ぎに戻すと、いつか書いたかも知れないが簡易にテーパー孔を明けるドリルの作り方。プラスチック限定。
例 先端は2φで入り口が15φのテーパー孔を少量だけ旋盤で明けるとき  角度は10度くらい

1 カッターナイフ用の刃をそのテーパー角度に研削する 両頭グラインダで粗成形してベルトグラインダで直線部を仕上げる 先端は1.5幅ぐらいに。
2 逃げ面を取る  強く取りすぎても構わない  これも最後はベルトグラインダで仕上げる
3 シャンクを付けるために保持部を作る  シャンクが6φなら6ミリ幅にする  <=  こんな感じ
4 シャンクの一端を半円に(正確には板厚の半分だけ余計に除去)加工   シャンクは真鍮でもいい  鉄で作るまでもない
5 刃とシャンクの軸芯を合わせ瞬間接着剤で仮固定後、接合部を綿糸でグルグル巻きにし低粘度の瞬間接着剤を垂らす ガッチリと固定される
6 ドリルで下孔を明ける 角度や材質に応じて段付きのように複数の径のドリルを組み合わせてもいいし、一発でゆっくりやってもいい

先端が2φほどになると中繰りバイトがない。手持ちの中繰りバイトで粗加工してからやってもいい。ボール盤でもできるが軸芯調整がシビアになる
やる気になれば先端0.5φぐらいまでできる。コストは刃一枚と端材の丸棒だけなので激安。
刃にSKHや超硬を使うと金属でも逝ける。ノズル製作などに使える。量産には向かない。刃はハクソーや電動用カンナ刃も使える

これを応用すれば曲線テーパーもできる 段付き状でもできる トランペットのような孔もできる

565:名無しさん@3周年
10/03/18 00:55:21 F6KCD8R/
俺は板バイトで作ってたな

566:名無しさん@3周年
10/03/18 13:27:11 7ftyjIHw
似たようなのは先の折れた超硬エンドミルを半月にしてやってた。
先端経φ0.1だったけどテーパ部の角度公差と面粗度が厳しく、旋削しか思いつかなかったから。


567:名無しさん@3周年
10/03/19 21:24:12 IMWbQr5j
マイクロメーターって百分の一までしか目盛りがないのに何でマイクロメータなのか疑問が残る。

568:名無しさん@3周年
10/03/20 10:09:50 XFxSsySk
>>567
普通に千分の一のもあるが

569:名無しさん@3周年
10/03/20 15:32:40 a3RfFQmj
>>567
つ URLリンク(ja.wikipedia.org)

570:名無しさん@3周年
10/03/20 21:04:06 l1SaBH5B
なるほど、マイクロメーターのマイクロって小さいって言う意味だったんですね。
しかし千分の一まではかれるマイクロなんて力の加減が難しそうだ。

571:名無しさん@3周年
10/03/21 04:41:39 jt278cMq
デジタルだと0.001まで測れるよね

572:名無しさん@3周年
10/03/21 09:38:27 yKd0TL+m
デジタルの奴じゃなくても0.001まで測れるだろ?

573:検証家
10/03/21 18:03:13 jJAJHQpw
デジタルマイクロメーターの検証

例えばφ100μの棒を測るとき最初にカチカチとゼロセットを行い、次にワークを挟んでカチカチとやって表示を読む。これが普通の使い方
そのワークが鏡面で僅かな傷も付けたくないときは強くカチカチと挟みたくない。そこでグッドアイデアを考えた

固定側と可動側の先端にボール(ベアリング用の精密球)を接着しそのボール同士を当ててカチカチでゼロにして
ボールの隙間を通りゲージのように使えば、表示がφ97μで通らずφ98μで通るときは φ100μ-2μ +0μを謳える。

これなら傷も付かず汎用性が高い。グッドアイデアだ。と思った。本題はここから

どうしてもこの方法と画像測定機での差が大きいのだ。数μの差がある。何が悪いのか・・・・  鏡面だから光の回折があるのか
ブロックゲージを普通の計り方で測るとピッタリ合っている。デジマイクロの器差ではないようだ。ナンデ?  つづく

574:検証家
10/03/21 18:05:11 jJAJHQpw
ボール同士を当ててカチカチさせればゼロで、そこから徐々に拡げていき5μを表示していればボール間は5μである。と思っていた。
そこでボール間を通電テスターで測った。当然ゼロ点はゼロΩだ。拡げていくとナント4μになっても通電しているではないか

測定器の剛性不足が4μの誤差となって現れた。どんな測定器でも弾性変形する。その変形量を一定にさせるためにゼロ点も測定時もカチカチと
同じ加重条件を与えてその誤差をなくしている。つまりゼロ点でカチカチさせて、測定時にそれをしないのでは弾性変形分の誤差が出るということだ

ではどうするべきだったのか。テスターで針が振れなくなった点をゼロにすればいい。

デジマイクロの剛性はずっと高くせいぜい1μ程度の弾性変形しかないとの先入観があった それが間違いのもと。
結果そのボール方式で以後は問題なく測定できている。回折の生じる画像測定より信頼性が高い。

(余談 φ0.190のゲージをミスミで購入した。ミツトヨのデジマイクロで測ると187μを示し、テサでは190μ、キーエンスのマイクロスコープでは
190μ台を示した。ミツトヨが一番信用できない 内部のリニアスケールはアッベの誤差も累積誤差もない物を採用しているはずだがそういう結果になった)

575:名無しさん@3周年
10/03/21 18:55:25 yKd0TL+m
カチカチ回さずに指先の加減で量ってたな

576:名無しさん@3周年
10/03/21 20:18:53 CZNuEvBT
ボールの芯がズレてんじゃねえの?



理想の点接点

.○

芯ズレ

577:名無しさん@3周年
10/03/21 20:26:34 Jrzefb0C
このスレで技能検定(切削工具検索技能2級)を受験した方はいらっしゃいますか?

広島にある某自動車会社の関連企業で刃研作業をしている20代です。
刃研作業はは2年と少し、今年初受験です。

参考書はジャパンマシニスト社の機械・仕上職種、学科の急所上巻・下巻で先週から勉強を始めました。

スレチですが、同じ試験を受験される方がいましたら、ともにがんばりましょう!



578:検証家
10/03/21 22:14:13 jJAJHQpw
>>576  もちろん治具を作って偏芯がないように固定した  仮に偏芯していても大きな誤差には繋がらない
球が超硬面に接するように付けたつもりが若干浮いていて接着剤自身の弾性変形の可能性もある。
また球は焼き入れ硬球といえど点で接するのでカチカチの圧力で多少変形する。それらの累積とみているが
マイクロメーターのもつ片持ち構造が最も大きい原因だと思う。

(なぜ球同士かというと鏡面に仕上げたテーパーピンの各部位ごとの測定だったので平面同士ではエッジ面で傷が付くから。非接触型は持ってないので)

579:名無しさん@3周年
10/04/22 08:10:01 yzxhFCW/
>>577
んん技能検定か・・・

検定とるために指導員が付いて練習して合格で真の能力検定なのか?
でかい会社は特にそうだ!
自社で検定を行うため、日頃使い慣れている機械で、工具も用意しておき
試験をするなんて・・・
ひどい話では、旋盤の必要なバイトと下台を用意している所もあるみたい。


日頃の作業が練習であり、図面を渡された時から行程・段取りを考えて
時間内に仕上げるのが技能者ではないか?

工員になって55年たつが、私の検定書は「お客さんに納める製品」と
思っている。

こんな考えは古いかな?


580:名無しさん@3周年
10/04/28 22:19:12 eesgYOZU
スレチかもしんないけど
ノンステップのドリルで送りが遅いとキリコが巻きつくのはなぜですか?
また、それはよくないことですか?


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