05/12/30 02:12:06 9OJGj+6o
ドリルは角度が118度とか肩が対称になってないとダメとか言われるがこれは正しくはない。
まず先端角度はほとんど関係ない。むしろ大きい(平べったく)方が切削トルクは下がる。
チゼル(中心部)が点でシンニングを施すと片刃だけでもきれいにビビらずに明けられる。
その検証のため片方を過大に削り実験もした。再研磨のときは切れ刃側だけに注目すればいい。
もちろん寿命は短くなる。理想は左右均等なことは言うまでもない。普通はチゼルが点でシンニングも十分できないことから
左右均等説が通説になっているだけだ。
スラスト力のほとんどはチゼルで費やされる。チゼルが点で中心部から正のスクイ角を持ったドリルならスラストは
ほとんどない。このようなドリルを研いでいるがやはりディスクGでしかできない。(砥石先端Rは0.2ほどにするため)
この研ぎ方を某名誉教授に話したところ特許出願を薦められたので詳細は書けないが、
使用してみてボール盤には理想的なスペックと実感している。(ただし送りが機械的なNCには無意味)