07/07/19 08:56:56 6Hj2PrJG
>>485 > 過給の無いミラーサイクルは、ミラーさんの考案から、ズレル
では、「過給」と「ミラー」の組み合わせで、【 高膨張比エンジンの出来るわけの無いこと 】を、
この際、「小学生」にも分かるように、解説をしておいてあげよう。
【 矛盾点、その1 】
・ 吸気時の圧力は、絶対圧の2気圧とし、【 大気圧の2倍 】で、過給するものとする。
・ 早閉じミラーの動作タイミングは、ピストン工程の【 半分の距離 】で、閉じるとする。
・ 【 大気圧の2倍 】で吸い込み、【 半分の距離 】で閉じるのだとすれば、下死点での、
・ 【 吸気量や吸気圧 】は、通常のエンジンと、全く同じ状態になってしまうことが判る。
※ こんな状態では、「何のために過給」をしているのか、さっぱり判らないですよね。w
【 矛盾点、その2 】
・ ミラーサイクルとは、アトキンソンサイクル同様、高膨張比を目指したエンジンである。
・ 膨張比とは、 ( 燃焼室容積+工程容積「排気量」 ) / 燃焼室容積、で定義される。
・ ガソリン機関で過給をする場合、圧縮比の制限から、燃焼室容積は必ず大きくなる。
・ 標準エンジンよりも大きな燃焼室容積では、先の計算式からも、高膨張比は不可能。
※ どんな方式を組み合わせようが、「燃焼室の大きさ」は、実質的な圧縮比で決まります。