08/04/17 08:28:36 ggwq5jbv
>>648
【 発明の有用性 】って言うのは、詮ずる所【 希少価値 】と言うことになって、発明をやり出した当時には、
確かにそれなりの効果があったとしても、時代の変化と共に、それに変わり得るものが登場してくると、
その希少価値とやらも、瞬時に、雲散霧消してしまうことも良くあることなのよね。
この人の発明である【 ひび割れガラス球 】で説明するなら、確かにこれ自体は美しいし、光源の色などを、
様々に変えることで、表現にも変化は付けられるだろうけど、現在は「大型液晶表示ディスプレー」なども、
比較的安価になって来て、グラフィックの技術を使って、動きのある様々な模様を映し出せるわけだから、
全般的に言って、「 形などの固定された装飾方式は時代遅れになっている」、と言えるのではないかなぁ。
これは、「発明家の思想」とも関係あるとは思うのだけど、私ならどちらかと言うと、評価が多分に分かれる、
芸術的なものは極力避け、【 徹底して、便利さや快適さを追求したもの 】を、発明のテーマに選ぶと思うよ。
なぜなら、その発明品が「便利で快適で安価な発明」の場合、売れることはほぼ間違いないでしょうから。
もし不幸にも、「他社や他人に、その発明は価値なし!」と評価されたら、もう一度自分の発明のやり方を、
考え直す必要は有るでしょうし、【 自分の考えた発明を、一歩下がって、外から客観的に見詰められる 】、
と言う能力と努力が伴わないと、真に社会が必要とする発明家には、なれないと思うがどうでしょうか。
これで一応、質問の解答には、なっていると思うのだが。。。