06/09/05 18:04:40 t8/TWUGd
>>76さん。
実際、臨床の現場では於血以外の諸々の要因が絡み容易には行きません。
その病態に占める於血の影響力が大きいほど於血薬はよく反応する事
になります。
日本で現在繁用されている幾つかの於血薬を挙げてみます。
当帰・丹参・牡丹皮・赤芍薬・大黄・センキュウ・延胡索・莪朮・
田三七・欝金・桃仁・紅花、益母草、、、動物薬では水蛭(ひる)
虻虫(あぶ)などがあります。
それぞれ持ち味があって諸々の於血の病態に単独または配合剤として
応用されます。
しかし、病態によって使えるのも、使ってはいけないもの、動物薬などは
総じて冷やす効果が強く服用には注意が必要です。
また、組み合わせて良いもの悪いものもあります。
麻黄(エフェドリン)や香附子(プロスタグランディン生合成抑制作用)
は使い方を間違えると非常に危険です。
そこの処を良くお考え下さい。